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職場環境とモチベーション

仕事のモチベーションは職場環境に依存しているといっても過言ではない。

人間関係、オフィスの設備、備品の充実度、職場の綺麗さや快適さ、お昼ごはんの美味しさ、福利厚生など、言い出すときりがない。


幸いなことに、私は今これらにわりと恵まれている方だと思う。

前職は企業ではなくな教育機関だったけど、人間関係がぎすぎすしている人たちがいたのも精神的な消耗の原因だったし、備品はなく消耗品は自腹、担任クラスのクラスイベントも自腹で準備させられるようなところだったからなおさら。


職場環境にモチベーションを左右されてしまうのは、プロフェッショナルではないという意見もあるかもしれない。だけど、会社側もそれをわかっていて、福利厚生や職場環境の充実に力を入れるところがたくさんある。


私のところでも、社内マッサージ師がいたり、シェフの作るお昼ごはんが出たりと力を入れている。オフィス自体も新しくて綺麗だし、そのあたりは恵まれていると思う。


ただ、もし改善ポイントがあるとすれば、やはり人間関係だ。同僚たちは好きだし、トップは話しやすく、何かあればいろいろと改善しようとしてくれるのだけど、やはり中間管理職との関係が難しい。

私自身ふたつのチームに属している。ポジションが、これは分かりやすくするための例でしかないのだけれど、ヨーロッパ広告担当チームのチームリーダーのような種類のポジションで働いている。だから、ヨーロッパに関わる全てを統括するヨーロッパマーケットチームと全世界の広告を担当する広告チームの両方に属しているのだ。その中でヨーロッパチームのリーダーも、広告チームのリーダーも関係を築くのが難しいと感じている。ひとりはトップダウン形式で上からの話をそのまま吹っ掛けてくる、かつマイクロマネジメントしたがるタイプで、もうひとりは自分の正しいと思ったことを曲げないし、マシンガントークで周りを力ずくで説得するタイプ。

どちらも人の話をしっかり聞いてくれているか怪しいときがあったり、言いくるめられそうになったりすることがある。後者のリーダーは他の人を声とマシンガントークで説得するのが得意だから、意見が合いさえすればうまくいく。こんな調子だから話す前に、根回ししたりすることもあって少し疲れる。とは言え、いつでも愚痴れる同僚がいるので心強い。


理想の上司が欲しいとか、より高いお給料が欲しいとか、さらに望むことはいろいろあれど、基本的には会社にも職場環境にも満足している。モチベーションをあげるためにいろいろな工夫をしてくれていることにも感謝している。

できる限り長くこの会社に貢献したいと思えていることは、本当にありがたいことだと思う。


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