🎵 ブルー・スエード・シューズ
みなさんの朝一番のお仕事とは?
朝一番のお仕事は、まずお顔をきれいにすること。
時計屋さんでは、まずショーウインドー用の時計を並べること。
シャンゼリゼに面している顔は大切です。
そのせいか、他んちのショーウインドーも
とても気になります。
少し早く着いてしまったので、
いつも見慣れないシャンゼリゼ商店街の反対側へ。
こちら老舗のフランス製靴店。
とてももきれいなブルーに惹かれて覗いてみると、
変わったショーウインドー。
食器と靴との融合。
でも、なぜ。
こちらは、靴用クリームにガラス玉入れて
どうやらキャビアに見立てているよう。
メインは靴だ、と言いたいのか、
それとも年末ぐらいはひと様の足でなく、
美味しいものにありつきたい
と言っているのか。
こうなってくると...
シュールなのでしょうか。
あれ?今度はトンカチまで。
なんだか違った世界を想像しちゃいそう。
10個のショーウインドーもこれで最後。
糸巻き巻き...
♪糸巻き巻き 糸巻き巻き
ひーて ひーて とんとんとん
でーきた できた
こーびとさんの お靴♪
あ、やっぱり。
でなくて、
♪ブルーブルー「ブルー・スエード・シューズ」
わかったような、わからなかったような。
ブルーのスエード・シューズはないんだけれど
どうしてもそれが頭から離れなくて。
悲運のカール・パーキンス。
この曲はエルヴィスの曲だと思われているけど
作ったのは、カール・パーキンス。
事故で入院中にエルヴィスが歌ったら
ヒットしちゃってねー...って。
確かビートルズが好きだったのも、
カール・パーキンスだったと。
でも私は、「魔法の黄色い靴」が欲しいな。
「虹とスニーカーの頃」も良かった。
このスニーカーは、ここに飾ってある500€もするのと違って
くたっとした感じの白いコットン地のスニーカーなのだろうけれど、とってもみずみずしかった。
と、十分靴の世界を堪能してから
時計を売りに行きました。
それではまた。