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【授業詳細】実際、どんな授業をしているか?

当塾では実際どんな授業をしているのか。

この記事でその流れが少しでもわかっていただけたら嬉しいです!

※授業の概要や授業料についてはこちらから↓


1. 保護者の方との面談

①生徒の「過去」「現在」「未来」を伺います。
「過去」・・・性格、特性、得意不得意、今までやってきたこと、ターニングポイント
「現在」・・・性格、特性、得意不得意、学校での様子、今やっていること
「未来」・・・これからやってみたいこと、目指している進学先、将来の夢

②授業の要望・希望を伺います。
担当講師・授業時間・授業回数(月何回か)・授業内容(科目等)・指導方法

2. カリキュラムの作成

保護者の方との面談で伺った情報をもとに、こちらでカリキュラムを作成いたします。

3.担当講師より授業説明

カリキュラム作成が完了次第、保護者の方に担当講師より授業時間・授業回数(月何回か)・授業内容(科目等)・指導方法のご説明をさせていただきます。
保護者の方に納得していだくまで内容は何度でも修正させていただきます。
最終的に保護者の方にOKをいただき、授業開始となります。
※授業開始後は月1のペースで保護者面談を行い、授業以外の家庭や学校での様子、勉強への取り組み、テストの成績などから総合的に判断し、カリキュラムの修正・更新を適宜行います。

4.授業開始

授業内容は生徒によって異なるため、下記に3人分の授業内容や授業の進め方についてまとめた記事を載せさせていただきます。こちらでどのような感じで授業が進んでいるのか、イメージを掴んでいただけると思います。

<個別具体的な指導内容>

Rさん(幼稚園年長)

担当講師
生徒さんの年齢や特性を鑑み、担当講師は幼稚園免許&保育士免許を取得しているかつADHDや自閉症等の発達障害の子どもたちのサポート経験もある講師が担当することになりました。

授業時間・授業回数・授業料
幼稚園でもなかなか集中が続かないということから、授業時間は「授業20分→休憩・自由時間10分→授業20分」の合計50分にして授業を行いました。
授業回数は週1回(月4回)、授業料は月9000円。
徐々に慣れてきてからは授業回数を増やしたりもしました。
また、授業後、親御さんがお仕事から帰宅されるまでの預かりも対応しました(1時間1500円)。

指導方針・指導内容
ブロックやパズル等の教具を使いながらの学習、ひらがなやカタカナ等文字の読み書きの学習を中心に行いました。
子どもの特性を理解しつつ、一つひとつの「できた!」に対し、講師はたくさん褒め、集中する時間を少しずつ1分単位で伸ばしていきました。”小さな成功体験”を積み上げることを通して、子ども自身の自己肯定感をアップさせます。
また、小学校に上がってからも、親御さんから小学校での様子を面談で定期的に伺い、不安な点を授業内で改善していきました。

Yさん(小学4年生)

担当講師
塾長担当。

授業時間・授業回数・授業料
不登校なため、授業は日中に実施。授業時間は60分、授業回数は週1回(月4回)、授業料は月1万円。日によって勉強のモチベーションに差があったため、曜日は固定しない&その日どうしてもやる気が起きない場合は無理せずその日は無しにして振替をするかたちをとりました。

指導方針・指導内容
ゲームが大好きでなかなか勉強に手がつかなかったため、最初は一緒にゲームをして信頼関係の構築から行いました。
授業科目は算数。
授業でも「問題を○問解いたら・○日間連続で勉強できたらゲームの時間○分追加」といったゲーム要素を取り入れながら、日常生活の中に少しずつ学習を組み込んでいきました。
親御さんとも話し合い、無理に学校に通わせることはしない方針のもと、生徒本人のペースで、周りと比べることなく勉強を進めてきました。
親御さんが心配されていた進路については塾長との面談に加え、他の不登校のお子さんがいる親御さんとお話しする機会を設け、「不登校のお子さんがいる親御さんコミュニティ」で進路の新たなヒントを見つけるきっかけにしていただきました。

Mさん(中学3年生)

担当講師
塾長担当。

授業時間・授業回数・授業料
受験生なため、授業時間は90分、授業回数は週2回(月8回)、授業料は月3万円。学校でのトラブルで気持ちが沈んでいることが多かったため、親御さんと相談したのち、授業時間や授業回数はその場で臨機応変に変更することにしていました。

指導方針・指導内容
講師・生徒・親が一つの「チーム」になり、一致団結して前進していこう!と意気込み授業開始。
学校に居場所がないこと、親が家にいないことから「孤独感」を感じていたため、講師との時間を居場所に感じてもらえるよう、授業の時間だけではなく雑談の時間も大切にしていました(時には一緒に夕食を食べました)。
心の状態が少しずつ安定してきたら、進路について考え、どの高校を志望するか、そしてどのように勉強していくかを一緒に考えました。
結果、都立高校を志望することに決定したため、国数英理社の5科目の対策を実施。
LINEでも随時演習問題の質問を受け付けながら、一つひとつ理解を深めていきました。

<どの生徒にも共通する指導内容>

①「なぜ勉強するか」を共に考える

受動的な勉強から能動的な勉強へシフトするためです。今後、勉強に対するモチベーションが下がった時も、ここに立ち返ることで、目的を見失わずに勉強を続けることができます。すでに勉強にモチベーションがある生徒であれば深く考える必要性は低いですが、勉強を受動的に行なっている生徒にはこの時間を多めに取ります。
将来的な目標(将来の夢や今後自分がやってみたいことなど)があれば、その目標とリンクさせ、勉強の必要性を実感してもらいます。
※基本的に小学校高学年以上から行います。

②勉強のルールを共に決める

授業を進めていくにあたって、一定の基準がないと、生徒たちは勉強を継続することが難しいです。そのため、勉強のルールを先に決めてから通常の授業に入ります。上記の「①「なぜ勉強するか」を共に考える」も同様ですが、重要なのは講師が決めるのではなく、生徒本人が自ら納得するまで考え、決定することです。講師は生徒の思考のサポートに徹します。講師に言われたから、ではなく、自分自身が納得することで、その後の勉強にスムーズに入ることができます。
(例)
・5分机に向かう。
・メリハリをつける。
・失敗してもいい。どんどん挑戦する。
・丁寧に問題を解く。途中式をきちんと書いてケアレスミスをなくす。
・正直になる。わからないことはずくに質問する。

③最近悩んでること・楽しかったことを話す

毎回授業に入る前に、生徒の心理的状態を把握するために、「最近なんか嫌なこととかあった?」「楽しかったこととかある?」といった質問をします。もしマイナスな面がたくさん出てきた場合、その悩みとしっかり向き合い、モヤモヤがスッキリした状態で授業に入れるようサポートします。

④授業の目標を決める

毎回の授業で成長を実感するために、まず授業開始時に今どの辺りを勉強しているのかの進捗を確認したのち、今日の授業目標を決めます。そして、授業の最後に授業目標と照らし合わせながら「良かった所」「改善点」「次回の授業はどのように改善するか」のフィードバックを行います。

⑤小さな成功体験を積み重ねる

生徒の勉強に対するモチベーションを維持するためには「小さな成功体験」を積み重ねることが重要です。当塾は毎授業の終了直前、”ミニテスト”を行います。そして、そのテストが満点になるまで何度も同じ問題を解きます。それは、授業前にできなかったことができるようになったという「小さな成功」を実感してもらうためです。その小さな成功を積み重ねることで、自信に繋がります。

⑥褒めて伸ばす

生徒の特性によって指導方法は異なりますが、当塾は基本的には「褒めて伸ばす」方針をとっています。授業中、生徒の様子を常に観察し、良いところを見つけてたくさん褒めます。特に、何気ない行動、本人が意識していない所を褒めることで、生徒は自分に自信を持つことができるようになります。

⑦講師が生徒と一緒に勉強する

生徒に勉強を”させている”という状況がずっと続くと「なんで私だけ勉強するの…」という思いが少なからず生まれてきます。なら講師も一緒に勉強すれば良いのです。例えば、計算問題を先生と競争したり、生徒が作った問題を先生が解いたり。そして、当塾では一つの単元が終わる時、「生徒が先生に授業をする」回を設けています。授業をするということは、その単元の内容をきちんと理解していないと教えることができません。もちろん確認テスト等も行いますが、「生徒が授業を行う」というのが単元の最終ゴールになっています。このように、講師と生徒が双方向的に授業を進めます。

⑧大人と対等に接する

下手に子ども扱いはしません。「子どもだから」という理由大きく対応を変えることはしません。子ども扱いすることで、その生徒の可能性を狭めてしまうことを避けるためです。子どもたちが講師よりも柔軟な発想を持っていることもあります。子どものことをひとりの人として尊重し、大人と対等に接することで、子どもは大人を超えることができます。

⑨宿題

毎授業後、次の授業までの宿題を出します。その宿題をいつどのくらいの時間をかけてやるのか、スケジュールまでしっかり立て、授業を終えます。学校の宿題や習い事等がある生徒もいますので、それらも考慮した宿題の提示を行います。

⑩授業報告

授業の中で行った学習内容、授業中のお子さんの様子等を毎授業後、保護者の方にご報告させていただきます。(授業後に直接お伝えするか、メールにてお伝えするかのどちらかになります。)
こちらで授業報告シートを作成していますので、こちらのシートをもとにお話しさせていただきます。

5.授業中以外のサポート

①保護者専用LINEオープンチャット

お子さんが当塾に通われている保護者の方同士で自由に交流や質問ができるオープンチャットです。子育て・勉強・進路の悩み等の相談の場として主に使われるオープンチャットとなっています。基本的には匿名ですので、気軽にチャットすることができます。

②公式LINEでの相談

授業以外でもLINEからいつでも相談ができます。相談内容は幅広く。学校生活のこと(成績が上がらない・人間関係がうまくいかない等)、進路のこと(進学先に悩んでいる・進路を変更したい等)、日頃の勉強のこと(勉強のやる気が起きない・宿題のやり方がわからない等)など、なんでも質問OKです。基本的に24時間以内には必ず返信します。
※生徒がスマホを持っていて自らLINEができる状態である場合、保護者の方を経由しなくても可としています。ただしこの点は保護者の方と相談したのち、生徒から直接連絡することのOK・NGを決めます。

③定期面談

学校生活の様子、カリキュラムの修正や進路相談を行うために月に1回ほどのペースで、保護者の方との面談の機会を設けています。原則対面で行いますが、オンラインやチャット等でも対応可能です。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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