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学ぶは真似ぶ

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妄想を吐き出したくて始めた小説の執筆。ですがたまたま先人の知恵をお借りして、アドバイスを真似してみたら読者様が一気に増えました。私が参考にしたアドバイスをご紹介します。


小説を書き始めたいきさつ

私が小説を書き始めたのは2022年6月。なろうさんの表アカウント(?)でハイファンタジーを投稿しました。当然誰も知らないし、鳴かず飛ばず。それでも十分に自己満足しておりました。単に妄想を文章にして吐き出して、投稿してみたかったのです。

ところが幸運なことに、数百ポイントしか入っていない作品に、読者様から感想を頂きました。「この展開がBLっぽいですよね」と。元は腐女子。それでBL魂に再度火が付きました。そしてR18垢でBLを書き始めたのが2023年2月。この時はまだ、読者様に知られてランキングに載るとか、考えてもみませんでした。

小説家になろうのお便りコーナー

短編を書いてみるといいよ

最初の2作は自分の好きなものを好きなように、行き当たりばったりで投稿。なんせ自分の中の妄想を吐き出すのが目的でしたので。しかし気まぐれで、スライムアレしたら面白いんじゃないかと思って書いた短編が、思ったより評価をいただきました。そんな時に目にしたのが、このお便り。

この記事の2番目の項目、「短編から練習してみるといいですよ」。私はこれを見てから最初の短編「手乗りスライムのロームと僕」を投稿した気がするんですが、投稿日を見ると、このお便りより前に投稿したっぽい。記憶って当てになりませんね。

ですが、短編で思わぬ評価を頂いたのに驚き、そうか短編の方が皆さん読みやすいのか、ということで、この後、短編を連作で5作投稿しました。全くの無名にも関わらず、3作目は日間首位を頂き、短編って本当に評価を頂きやすいんだなと実感しました。

タイトルとあらすじにこだわる

次に参考にさせていただいたのがこちら。

正直タイトルはセンスが皆無ですので、一度長く伸ばしてみましたが、どうもしっくり来ませんでした。今後もっと修行しなければなりません。

しかしあらすじは以前よりもしっかり書くようにしました。読者の立場では、あらすじを見て読むか読まないか決めている部分もあるというのに、作者としてここが手抜きだったな、と実感しております。過去作については放置しているものもありますが、順次手直しを入れ、今後は読者様目線で親切なあらすじを書こうと努めて参ります。

山場を最初に持ってくる

短編、中編と投稿を重ね、さて次はどんな話を投稿しようかと思った時。

1話目に山場を持っていこうというお便りでした。これは4月のお便りですが、次に新しく長い話を投稿するなら、これを意識しようと。そして「ドワーフ」をモチーフにした話の投稿を始めたのですが、まずは最初のキリのいいところまで書いて、気分が乗ったらその続きを書こうということで、2話完結の小説として投稿しました。

すると自分の予想を遥かに超えて多くの方の目に留まり、投稿後二日で日間首位、一週間で週間首位、一ヶ月で月間首位を頂きました。これはたまたま他の先生方の投稿と被らなかったといいますか、本当に幸運が重なった瞬間風速的なものなんですが、ひとえに目に留めていただいた読者の方々が温かく応援して下さったお陰様です。

この時心底、「読者の皆様の目に留まるような工夫をして良かったな」と思いました。

プロットを作ろう

とはいえ、目にしたお便りを全て参考に出来ているかといえば、そうではありません。

タカば先生のお便りは、プロットを作ってから書くとクオリティが上がるよ!というアドバイスだったのですが、常に行き当たりばったりで執筆しております私、これがなかなか出来ておりません。

それどころか、大まかに「こんな話」とあらすじを決めて書き始めたにも関わらず、キャラたちは勝手に暴走して脇道に突っ込み、書き手がそれに追いつかないという有様。アカンやろ。某永野⚪︎先生のように、年表を書いてから作品を書くなぞ、そんな高度な機能は備わっておりませんのです。

今後の努力目標ということで…。

作り込んだ作品が評価されるとは限らない

逆に、作り込んだ作品よりも勢いで書いた作品の方が評価されたご経験を綴られたのがこちら。

バンバン大ヒットを飛ばされる馬路まんじ先生のような有名な先生でも(だからこそ?)悩まれることがあるのですね。そして馬路先生といえば、

こちらの記事でもメンタルの部分に触れていらっしゃいます。ストレスケアは誰にとっても重要ですが、特にクリエイターにとっては成果物のクオリティを左右する重要なファクター。楽しい気持ちを乗せて、楽しい作品をお届けしたいという気持ちを新たにしました。

SNSに気をつけて

そしてこの記事の執筆時点で最新のお便りがこちら。

SNSの発信には気を付けたいですね。これは本当にそうです。なぜなら私も過去色々やらかしているからです。

以前、仕事用のアカウントでの出来事。SNSでは自己開示が大事だよ、弱みを晒すのもアリだよ、という発信を見てなるほどと思い、プライベートな愚痴を披露したことがありました。そしたらある時、お仕事仲間が炎上に巻き込まれ、流れ弾で「(私)はネガティブだから嫌い」と書き込まれていたのを目にしたのです。もうショックでしたね。今となっては笑い話ですが、あれから私は絶対にエゴサーチをしないようにしています。そしてプライベートなことは書かない、特にネガティブな事情は控えようと心に決めました。

どんなに成功しているように見える人、どんなに立派に見える人でも、同じ人間ですから、苦しいことも悲しいことも私たちと同じように経験されています。敢えてそれを表に出さずにいらしゃるから、「いいなぁ」なんて思っちゃいますけどね。私は特に、アホな話で笑ってもらいたいタイプの物書きなので、楽しい気持ちで笑い話を書くことに集中しよう、と思った次第です。

学ぶは真似ぶ

今回のお話は以上です。

蛇足ですが、私は学生時代、文章を書く友達とイラストを描く友達に恵まれておりまして、今はこうして文章を書いておりますが、元はイラストを描く人になりたかったのです。イラストの練習をしていて一番上達したのは、模写をした時でした。自分の好きなイラストレーターさんのイラストを模写することで、格段に画力が向上したといいますか、自分の描きたい絵がグッと近くなった記憶があります。

トレースで丸パクリは駄目ですが、先人の偉業を参考にさせていただくと、上達や評価UPのショートカットになる。それは文章でも同じだな、と思った次第です。

読んでくださって、ありがとうございます。

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