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イギリスで搾取されないために

イギリスに来てから1年ほど経ったが、
理不尽にお金をむしり取られそうなことが何度もあったので
その記録をまとめてみる。

-前に住んでいた人の光熱費の請求

赤字で「払わないと大変なことになる!裁判だ!」的な恐怖のレターが何度も届く。
最終的には、支払う額を下げてきて
「この日までに払ってくれれば、少し安くしてやる」という謎の譲歩があった。
それでももちろん払う理由がない。自分の入居日の証明付きで電気会社に問い合わせ続けると、半年ほどで連絡が来なくなった。

-家賃の値上げ(契約書に書かれている額以上の値上げ)

結局値上げすることになったが、当初の大家の要望よりは少し低めの値上げ額に収まった。

-キッチンシンクの逆流→修理代を大家と自分のどちらが払うか

修理が来る10分前に自然と直ったため、修理のおじさんがシンクを見て
「No problem!haha」と言って帰ってった。hahaじゃねえ。
コールアウトフィーのみの支払い £90。自腹。

-電気が突然つかなくなる→ 修理代を大家と自分のどちらが払うか

大家に交渉しつつ、電気の修理会社からも大家に連絡してもらい、
4ヶ月(!)後、なんとか大家が修理代を負担してくれることに。

-トイレの修理代を2倍の額で請求される

トイレの型を調べると、2倍の額を請求されていることが発覚。
そのことを指摘すると、「Thank you for spotting that out and sorry for the confusion.」と言われ、元の値段に戻してもらった。

どれも長い道のりで、正直、かなり精神的にも削られた。
お金で解決する方法もあったけど、冷静に考えればそれはおかしいことで
ルールに則れば本来払う必要のないものだ。
おかしいことは「おかしい」としっかりと言うことを意識していきたい。

ちなみに、交渉の時は、Chat GPTに英語である程度伝えたいことを打ち込み、
それを丁寧に言い換えて貰うようにしている。

下から下から、丁寧な口調で伝えれば、時間こそかかるかもしれないが、意外とうまくいく。相手も人間なのだ。

たまに、異常に丁寧すぎて皮肉っぽくなってしまうこともあるが、
それはそれでイギリスっぽいなと感じる。

無駄に搾取をされないため、今までたくさんの交渉をしてきたし、
これからもすることになると思う。

でも、これも含めて異文化体験だと思うことにしている。

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