アイスの海にさらわれた憂鬱(クスコ/ペルー)
今日はピサックからクスコへ移動。
の、前にピサックの街を最後にお散歩。
かわいい工芸品が多いのでやっぱり何かほしい...!という気持ちがムクムクと湧き上がった。
限られた旅行資金を考えるとどう考えても我慢したほうがいい。
買ってもすぐに使わないなら日本に送るしかないし...。とおもいつつ
ふらっと立ち寄ったアクセサリー屋さんにて、トキメキが止まらない。
かわいいな〜と眺めているうちにじわじわお腹が痛くなってきて判断力が鈍ってきた。
なんだか頭が回らなくなり、ネックレス購入。
そんな高くなかったからいいけど。
わたしこうゆうのなかなかつけないよ。
ところでネックレスも買ったことだしトイレを貸してもらった。
今までで一番汚かった。
臭くもなく虫がいるわけでもないので問題なし。
ただただ散らかっていて泥まみれだった。
店内に仮設されたようなトイレで、板で囲われていた。
床は泥まみれ、そして泥を掃いた後の箒が何本か端に追いやられている。
壊れたスッポンや壊れていないスッポンが床にころがっており、隅にはスイカの皮や生ごみが溜められていた。
壁にはいろんなボロボロのポスターが貼ってあって(そうゆうインテリアか?)
ほっっっそい管が上に向かって這っている。
管を目で追っていくとシャワーヘッドが便座の頭上にあった。
この状況でシャワー...?
トイレットペーパーらしき紙の屑があったから使ってみたけど。
流すレバーもなくて垂れていたヒモの先にコルクがあったから引っ張ったらなんか詰まってるような音がなりながらかろうじて流れた。
汚すぎてもはやエンタメ感あったな。
シンプルなボットン便所のほうがはるかに嫌な気持ちになる。
どれだけ汚れていても、臭くないなら余裕でやっていけるな。
どうしてトイレの描写をサラサラと書いているんだろう。
もっと他に書くことはあるよ。
ピサックでの妙な思い出を最後に、今日はいざクスコへ。
コレクティーボ(乗り合いバン)で1時間半ほど。楽々な移動。
クスコついてからは小一時間宿まで歩いてぐったり疲れた。
なんていうか、身体より気持ちが疲れてるかんじ。
宿についてあったかいお茶のんで、休憩してもなおとにかくなにもやる気がなくて。
当たり前にこうゆう日、あるよね。
ということで、むしゃくしゃするし、夜にやたら評価が高いけどおいしいか怪しすぎるアイス屋さんに行ってみた。
雨、石畳に反射する電灯。ひかるクスコの街。
大きな街で人は多いけど、いいところだな。
ペルーの甘い物は甘すぎてきっと食べれないというイメージがあった。
ケーキ屋さんに並ぶケーキは基本大きくてド派手。
甘い物は大好物だけど、こうわざとらしい奴はダメ。
後半惰性で食べてしまうようなものよりも
食べ進めていくうちに、あーなくなっちゃう!と思う方が幸せに思う。
やたら評価の高いアイス屋さんはクチャリタスというお店。
クスコに2店舗あるらしい。
さて、アイスはベース、メイン、トッピングを自由に選べてかなりたのしい。
多分組み合わせは2万通りぐらいあるんじゃないかな。
散々悩んで、ヴィーガンベース(ミルクの代わりに豆乳を使ってるらしい)にアボカドフレーバー、
トッピングはピーナツバターにした。
アイス自体が軽そうなのでコーンはチョコとナッツがくっついてる満足度高そうなものを選択。
アイスは豆乳ベースだからか、アボカドフレーバーにした割には軽く、少しシャリっとしている。
ピーナツバターで油分を加えることによって好きに重みの調節ができるし、塩味が強いタイプでいいアクセントになっている。
このトッピングのおかげで味に波があって食べていて飽きない。
コーンは分厚め固め。ナッツがくっついているので食感にまで波がある。
完全に、美味しい。
わたしは無事に優勝。
かなり美味しくて満たされた。
陰鬱な気分などどこへやら。
美味しいか怪しく思ったけど行ってよかった。
ところでこの店、2週間ほどのクスコ滞在のうち4回行った。
はまってんじゃん。
なんやかんや、いい一日だったなあ。
(美味しいもの食べれる日は確実にいい一日だよ)
トイレの話とアイスの話を同じ日に書くなよと思わなくもない。
尺がいいかんじだったんです。
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