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砂すら愛せるか(リマ/ペルー)1/2
2023年11月14日から世界一周旅行の幕が上がる。
南米に始まりじわじわと日本に近づいていく魂胆。
おそらく3年ほどかけて巡るつもり。
情報系のブログのほうが閲覧してもらえる機会はあるのは知ってるけれどわたしがおもんないんで、旅情80%ぐらいのかんじで緩く書いてまいります。
ついに世界一周旅行の幕開け。
旅に出た理由や旅に求めるものは今はまだはっきりとはわからない。
意味は後からついてくる。そう信じて日本を発つ。
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最初の行き先
ペルーの首都、リマ
日本から飛行機でだいたい36時間の旅
成田→ロサンゼルス 10時間のフライト
↓
10時間20分のトランジット
↓
ロサンゼルス→マイアミ 5時間のフライト
↓
3時間半のトランジット
↓
マイアミ→リマ 6時間のフライト
飛行機の中で夜を明かすルートだったので宿はなし。
安くは済ませれたけど時差ボケで寝るタイミングが難しいのでけっこう疲れた。
機内食は絶妙においしくない。
でも暇な機内では大きめのイベント、食事。
あまりにもうれしすぎる。密室のオアシスであった瞬間。
リマ到着。
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でもホテルへの行き方がわからない。
とりあえずバス停が立ち並ぶ通りがあったので進んでみる。
バスというかバン。車内はトイレの臭いがした。
わたしたちはドルしか持っていなくて、そもそもこのバスがホテルまで行くのがわからなくて困っていたら英語の話せる青年が助けてくれた。
なんとその青年、ホテルまで一緒に着いてきてくれた!
一緒にバスを2本乗り継ぎ歩いて案内してもらい、さらにはドルしか持ってないわたしたちの代わりにバス代を払ってもらった。
両替レートより少し多めに青年にドルを渡した。
人の優しさで生かされる人生が改めてはじまったなとおもった。
優しくされると優しくしたくなる。
わたしも意識して、人に優しくしよう。
そしてこの優しい連鎖をとめないようにしよう、とおもった。
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リマは旧市街と新市街があり、
そこは観光地風である程度栄えている。
宿はその中間ぐらいに位置していて、ローカルな雰囲気。
電車があり高架のせいで空が狭く、野犬が多くて町中がトイレの臭いに包まれている。
砂漠の街なので、砂埃がすごい。
宿の、ベッド以外全ての場所に砂がかぶっていた。
世界旅行スタートの地、全てが新鮮でおもしろかった。砂すら愛せそうな気もした。(大嘘)
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街はとにかくクラクションや爆音で音楽を鳴らす車が多くて四六時中やかましい。
首都なだけあってなかなか忙しい街なんだなと実感。
基本移動はバスと電車。
電車はSuicaのようなカードを買って、そこにチャージしていくシステム。
カードがない観光客用に、直接お金を払って代理で改札にピッ、としてもらうおじさんが駅にいるとも聞いたけど。いなかった。
こうゆう日本では違法じゃない?みたいな商売がたくさんある。
博物館の前で、「この街と博物館を案内するよ!この値段でね!」みたいなおじさんがいる。
バスに乗ってても、突然売子さんが乗車してきて(バスのドアはわりと開きっぱなし)商品のプレゼンが始まる。
そしてバスの前から後ろまで歩き売り捌く。
これ結構買う人が多い。
屋台の人が車道にでて、信号待ちの車に営業しているのもよく見る。
あとクラクションが多い理由のひとつ、歩いてたらタクシー乗らない!?って叫ばれてクラクションを鳴らされる。バスも同じことする。
観光客にも、地元民にも。そうゆう文化みたい。
バスに乗るのは結構難しい。
道路はもちろん何車線かある。
そうするとバスが歩道側を走っていない時があり、バス停に停まるとは限らない。
乗りたいバスがきて、運良く信号でバスが停まったら車と車の間を縫って歩いてバスに飛び乗る。
ドアが開いてなかった時は車体を叩いて乗せて!ってアピールをする。この乗り方あってるのかな。
Googleマップに載っているバスの番号が存在するとも限らない。
待っても来なければ、適当にバスの人に話しかけてここ行きますか!?と聞く。
んー!とりあえず乗って!と言われ近くで降ろしてくれる場合もある。もうタクシーじゃん。
ちなみにペルーのバスというのは、いわゆる日本のバスのようなものもあるし、ハイエースのようなものもある。
いずれにせよ車体は好きにデコられている。
車体にナイキやアップルのデカいシール貼ってあったり、悟空などが描かれてある。
知らないタイプのセンス。
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