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同居人とわたし

今の生活にとても満足している。
社会人になるタイミングから今の同居人とは一緒に住んでいて一度も喧嘩は無く毎日平穏な日々を過ごしている。決して穏やかとは言い切れないお年頃の私たちの生活はやはり波がある。でも比較的穏やかに過ごせてると思う。それは紛れもなく落ち着いて生活を共にしている同居人があるからだと思う。1人で生きてたらもっと不真面目で色々頑張れない人になっていた気がする。色んな楽しいことや試練を一緒に乗り越えてきたのでもう家族だな〜と思っていてすごく感謝している。でも一定の距離は確かにあって、干渉しすぎないところとかお互い自立して生きている感じが私にとっては心地よく、それもまた長く同居できるポイントなんだろうな〜と思う。
あとは私のどうしようもなさを仕方ないよね〜と受け入れてくれるところ。たまに凄い仕出かしをぶち込む時もある私だけど呆れつつもまあまあ〜と受け入れてくれてるのが凄い。寛容的かつ執着していない距離感ゆえに実現している状態だと思う。あと私のくだらない話も聞いてくれるところ。すばらしい。
なんで今日々の暮らしについて思い耽っているかというと、あくまで満足しているんだけどそろそろ次のことを考えてもいいのかな〜考えていきたいかもなと思い始めているから。
今の暮らしは本当に好きだから幸せ。同時にいつまでも続かないのよね〜という気持ちもあって。わたしと同居人のそれぞれの人生の途中でこうやって一緒に住んでいる。そんな気持ちがずっとある。どこかで手を振ってお互いの健闘を祈るような、そんな瞬間を迎えることを自覚している。私たちはこれからどこにいくんだろうね。そんな話をよくするけれどこればっかりは本当に誰にも分からなくて。だからこそ余計に今が愛しくもあり…。
大きな決断になることは間違いないから急ぎたくないけれど、少しずつ視野に入れていかないと。ただでさえ動くのに重い腰だから。アパートの契約は来年の秋まで。それまでには私たちは新しい方向に向かって歩いているかもしれないね。

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