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気づいたら会社員になっていた

小さい時の夢は音楽関係の仕事につくことだった。
職種は何でもいいから周りに音楽がありますように、と物心ついた時から考えていて。一時期は歌手を夢見たりしてピアノを弾いたり詩を書き出してみたりしていた。

アラサーになった今、ふとそんな幼少期を思い返すことがある。私はあの頃思い描いていた大人になってるのかな〜と。
歌手にはなれなかったけど音楽関係の仕事についていて(かなり間接的ではあるけど)
音を仕事にしていると言える職場にいるというのはひとつ夢を叶えていることになる。
大学は経済を学んでいたし就活するまでこれといって音楽関係の仕事につくための活動もしていなかった私だったが、気がついたら会社員になっていて、音楽に関わる仕事についていた。
就活の時に自分自身ととことん向き合おうと考えて行き着いた場所であり、確かにここに来るまでに葛藤や悩みもあったけれど。

会社員は大きな集まりのほんの1人に過ぎないと思っていてそこにはメリットもデメリットもある。
ある程度の生活や安全が保障されているので守られている実感がある。これは個人設計事務所で働いていた友人を見ていて、感じたことである。やはり企業のいち会社員としてはそれなりの保証があるな、と思う。

特に在宅ワークが認識されるようになった昨今ではやりようによっては自分自身である程度業務をコントロールして時間を作れるようになったと思う。
通勤時間も無くなったしぐっと集中して業務をこなせば少し余裕もできるようになった。
そういう意味では会社員としても旨味を味わえる時は最大限に味わって行きたいと思ってる。苦味も味わってきたからこそ、今はそう思う。

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