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春立てる霞の空に

1月31日
診察&抗がん剤の日。

この日も採血の結果は異常なしだった。
抗がん剤入れた後の痺れやフラフラ感はやはり回数重ねる毎に強くなってきてる気がする。
加えて吐き気も出てきた。
いままで特に何も思わなかった抗がん剤治療がだんだんと重労働に変わってきている。
体力落ちてるんだろうなぁ・・

この数日前にCT撮ったのだけれども、やはり尿管の部分が前回より若干膨らんで来てるとのこと。
相変わらず血液検査での腎臓値は異常ないので経過観察にはなるんだけど、まぁいずれはステント必要になってくるかなぁなんてドクターは辛い現実を突きつけてくる。

(オマエハネガティブナコトシカイエナイノカ)

次の通院は月後半なのだけれど、通院の日が近づくにつれ鬱々になるのは副作用の辛みがあるからって前回書いたんだけど、診察のたびにどこかしら悪くなってることを聞かされるのが嫌だからなんだって思った。

私の身体はもう改善されてゆくことはない。
良くて現状維持。
だんだんとどこかしら悪くなってゆくのが播種の怖いところだ。

人々は自分の人生の終焉へ向かってゆるい下り坂を下りて行ってるわけだけれど、私はその坂の傾斜が他の人より急になってるわけで、それを抗がん剤っていう命綱でなんとか転がり落ちてゆくのを防いでる状態。
それでもズリズリとゆっくり滑り落ちてゆく感覚はわかるし、最近はその身体を繋ぎ止めてる命綱自体がキツくなってきてる。

綱だけに頼るのではなく自分の足でしっかり踏ん張れるようになるのが理想なんだろうけどね。
ほんと体力勝負なんだなぁって思う。
グズグズ言ってもこれが運命なのでしょうがないんだけど、生きてるうち、動けるうちにやりたいって思ったことをやっておきたい。
今の私はただただそれだけ。

***

節分が過ぎ、暦の上では春になる。
私の好きな春がやってくるんだ。
引きこもってるのは寒いからって理由はもう通用しなくなる笑

命みじかし、出かけよ乙女(ん??)

白も咲きはじめてたよ。
この場所で生きているよ!ってことをアピールしてる。
私もここで生きてるよ!って応えてあげる。
みんなにもまだまだ生き続けるよってnote書いて叫んでる。

季節が一歩一歩静から動へ動き始めてるんだよね。
はやくまたあの子たちにも逢いたい。
生まれたてのあの子たちに逢って伝えたい。

まだ死なないよ。
ちゃんと生きて見届けるからね。

去年逢えなかったから余計に恋しさが募る。

んじゃまたねばいばい🖐😉


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