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生まれて初めてのジェルネイルをしてみて

2022年春からの流れ



1年前に、地獄みたいな前の職場から今の職場に異動した。
仕事については前の地獄に比較したら天国のような場所で
楽しくがんばれてちゃんと評価もしていただけた。
プライベートはがむしゃらにがんばった。

2022年の3月までのこと

前の部署では、仕事もきつかったけれど
それ以上に人間関係が地獄だった。
人間関係とは即ち自分との関係で、
自分の暗部中の暗部に真正面から
向き合わないといけなかった。
今でも心の傷は深いが、病気にならずによく乗り越えたと思う。
あの地獄があったからこそ、今の自分がある。
自分の人生で一番難しい課題だった。
自分にカルマというものがあるならば、カルマの大清算が起こった感じ。
あまりにもしんどすぎたけれど、大局的に見れば
とてもとても、良きことだったのだと思う。
人生でやり遂げるべきことの一つを死なずにやり遂げたとも言える。

2022年度について

やっとあそこから卒業できたので、
プライベートも楽しみたいと思って色々挑戦してみたら
思いがけずまた自分の暗部の残りに向き合うことになった。
2021年度は辛いことばっかりの年度。
2022年度は、辛くもあり幸せでもある年だった。

ちなみに自分が今まで経験したことを洗いざらい
人に話した時に『普通だったら5・6回は死んでる』と言われた。
損なのか得なのか分からないけれど、
苦労は凄まじいが顔には出ないらしい。
苦難に晒される度、ちゃんと自分に向き合って
答えをちゃんと出し続けてきた点について
自分で自分をほめてあげたい。
辛かったけど、がんばってくれて本当にありがとう。

2023年度の春から

藁をも縋る思いで、今年の4月に人から紹介された占いに行ってみた。
受けたアドバイスは『女らしくしなさい』。
よく分からなかったけれど、言われたとおりにする才能はだけはある。
丁度そのタイミングでお給料も上がったこともあり、服装を180度変えてみた。評判は上々。
その直後、ムーンプランナーのつながりで『自問自答ファッション』に巡り合った。
手を飾るワークをしてみてから、加速度的に変化が起こっている。

セルフジェルネイルに挑戦 否定していた女性性

この度、女らしくの一環でジェルネイルに挑戦してみた。
中学生の頃、ラメのネイルを足に塗っていたら
「そんな下品なものお母さんは認めん!!!」
とものすごい剣幕で怒られたことが頭によぎった。
母親は母親でとても苦労していて、その八つ当たりの対象は祖母と私。
母親は再婚するまで、女を捨てて生きていた。
女であることで苦労していたので、自分の女性性がほとほと嫌になっていたのだと察する。
だから、私が自分の意思で女の子らしくするとキレていた。
母親が、理解不能なことで理不尽にキレることが面倒くさすぎて、女性らしくすることについては高校卒業まで諦めてしまった。
できることなら、小学校〜高校生まで女の子らしいファッションを楽しみたかった。

ACだった私

今思えばとても無理をしていて、心の負担をお菓子で埋めざるを得なかった。
母親は私の体型に無頓着で、私が丸々と太っていても何の心配もしていなかった。
同級生や、好きだった男子にかわいいと思われたかった小学校〜高校時代だったけれど、それは叶わなかった。
体育の時に、太っていて走るのが苦しかったことが頭をよぎる。
華奢な脚で短距離走を速く走り、好きな男子と付き合える同級生が腹立たしいほど羨ましくて仕方がなかった。
何を着てもかわいい同級生が羨ましくて、何を着ても冴えない自分が悲しかった。
服や体型について、家族に気を遣って貰える同級生が羨ましかった。

私は、母親の夫役を子どもながら無意識にやっていて、
女の子であるのに男をやっていた部分があった。
母親は再婚して幸せになるまで世の中を恨んでおり、
その難しい部分を子供の私が背負うのはとても重かった。
母親や家族や生い立ちに対する爆発的な怒り、子供としての幼児性、女性性といった厳然たる事実を、物凄い理性で抑えこみ続けていた。
感情や事実を子供の理性で抑え込むと同時に、母の夫、ムードメーカー、優等生など、母の理想を演じる毎日。精神的な疲労は物凄いものがあった。

その皺寄せは大人になってからちゃんと現れて、
20代はその積み残しにずっと向き合い続けてきた。
難しい課題の連続だったけれど、ちゃんと乗り越えた。
そして頑張ってきた分だけ、時間が進むにつれて課題は確実に乗り越えやすくなっている。

私は、自分の原家族で起こった不幸の連鎖を
自分の子供時代で終わらせると決めている。
だから、私は私の本当の意思を、女性らしくしたい自分の気持ちを、
女性であるありのままの自分を自分で大切にしてあげると決めた。
私は私を、毎日ちゃんと大切にする。
子供時代、自分の思ったとおりに女の子らしくできなくて、みんなと同じようにできなくてとても悲しくて辛かった事実をなかったことにしない。
指を綺麗にして、自分の目を楽しませてあげることは
自分の子供時代の救済の一つになっている。

体型について

なお、今の自分は痩せている方だと思う。

24歳で実家に戻った。
その時に、自分のインナーチャイルドの為に母親に言いたいことをちゃんと言わないと、私はこれから実家で生きていけないと思った。

母親に、「あなたは自分のことを不幸だと思っていて、みんな自分みたいに不幸を経験して、自分みたいに立派になればいいと思っているでしょう。」と言い放ち、言うだけ言ってスッキリした。

その数日後から、過敏性大腸炎になり一気に10キロ痩せて以降そのままの体型で今に至っている。
インナーチャイルドの癒やしは、体型や食生活にそのまま直結するかもしれないと思っている。

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