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『ZEN 禅的マネジメント』特別読書会の感想〜小森谷浩志さん&青海エイミーさんと共に

青海エイミーさんが主催くださった、『ZEN 禅的マネジメント』特別読書会。

内省と対話を重視される著者・小森谷さんさんとの出逢いは、職場で〈対話〉を広げる活動を始めた私に、ぴったりのタイミング!

素晴らしいご縁に感謝しながら、読書会を振り返ってみたいと思います。

小森谷浩志さんの『ZEN 禅的マネジメント』

賢人たちの知とご自身の学びと実践が詰まっているのに、いえ、それだからこそ、とてもわかりやすく、すーっとしみこんでくる本でした。

読書会でお話をうかがった小森谷さんの柔らかでしなやかなお人柄と輝く笑顔に、心が震えました。

かつての私は思考優位すぎました

・感じるというのは、感情の話ではなく、feelingではなく、sensingなのです。
・眼・耳・鼻・舌・身:現在進行形で感じるもの
・意(思考):過去や未来について考える
 →他の5つとのバランスを欠いた形で過剰に暴走しがち
・思考を慎ましくするために生まれたのが宗教なんです。

『ZEN 禅的マネジメント』曹洞宗・藤田一照さんの言葉


私自身、数年前までは思考優位で生きていました。

「自分が正しい、相手が間違っている」
そのジャッジ(判断基準)が自分の外にあることに、無自覚だったんです。

「努力を続けない自分には価値がない」
「自分は常に正しくあらねばならない」
「そのために努力をしなければならない」

そうした信念から自分を律し、人にも厳しい目を向けていました。

当然、人は自分が思うようには動いてくれません。

「私がこんなにも正しいことをやっているのに、どうしてわかってもらえないの!?」
強烈なストレスを感じ、悲しくなり、その悲しみが怒りに転じました。

「なにもかもうまくいかない……」
自分で自分を生きづらくさせていたことに気づかず、しんどさを人のせいにしていたのです。

自分の人生を生きられるようになりました

「その欲望は、あなたにとって本質ですか?」
「その生き方で本当にいいのですか?」
という問いが重要になると。

『ZEN 禅的マネジメント』小森谷浩志さんの言葉

私自身、この問いに答えられるようになり(=人生で本当に大切に思うことを言語化し)、正邪の判断を手放すことができました。

私がメンタルダウンを起こしたときに温かく見守ってくださっていた職場の同僚から、
「表情が本当に明るくなりましたね。歩き方まで変わりましたよ」
と言われたくらいです。

確かに、心も身体も軽やかになっていました。

私が自分にも人にも優しくなれたのは、自分に向き合い、正邪の判断なしにまるごとの自分を抱きしめることができたからです。

自分にとってこんなにもこんなにも大切なものがあった、とわかる。
→目の前の人にも、その人にとって大切なものがある、とわかる。
→お互いにそれを大切にしたくなる。

それ以来、私は次のビジョンを胸に活動しています。

自分軸で自分を生きてこそ、才能を最大限に活かすことができる。
ひとりひとりが自分を輝かせることで、大切な人をお互いに大切にできるドリームサポーターだらけの世界をつくっていきたい。

温かい場に集える幸せ


エイミーさんがつくってくださる場は、いつもとても温かくて心が緩みます。

小森谷さんがお話くださった、仏教の「自即他 他即自」、武者小路実篤の「君は君 我は我也 されど仲よき」が体現されている場だと感じました。

それぞれの彩りが豊かにあって、根っこのところでつながっている。

読書会での小森谷浩志さんの言葉

私もそんな場をつくっていきたい!

思いを新たにいたしました。

エイミーさん、小森谷さん、ご一緒したみなさま、素晴らしい機会に心から感謝いたします。


あなたのドリームサポーター
御影石 千夏




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