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過去は変えられる〜ネガティブな感情を精算する

先日綴った、娘のバレエ教室の保護者会代表を担っていたときの思い出の続編です。


ネガティブな記憶は一面でしかない


「have to=やらなければいけないこと」
と捉えてストレスを感じていた事例としてご紹介したのですが……

8年前のブログに楽しげに綴っていたことを発見しました、笑。

なんやかんやで、けっこう時間をとられているんだけれど、不満はない。
やっぱり、私、こういうのが好きなんだろうなあ。

・コンクール・クラスの連絡係としてスケジュール調整 → 当番表の作成・展開
・メーリングリストの整備
・新しい教室のために掃除道具をリサーチ → 先生にご提案 → 代理購入
・掃除の分担表と依頼文を作成 → 主要メンバーに相談 → 完成版を教室に貼り出し
・新教室のお祝いの声かけ → 贈りものの手配
・お中元・お歳暮の声かけ → 集金の依頼
・レッスン後のお掃除のお手伝い(娘を少しでも早く帰したいため)
などなど。

家事をするよりも、パソコン作業のほうが楽しかったんですよね。

ストレスを感じていたのは、発表会の準備段階で一時的に人間関係が大変だったときだけ、でした。

プラスとマイナスの両面がある


こうしてみると、教室代表という役割には、起きた出来事そのものにプラスとマイナスの両面があり、それをどう捉えるかという認識にも、プラスとマイナスの両面がありました。

プラスとマイナス、そのどちらにクローズアップするかで、印象、思い出、認識、つまりは、過去が変わるのです。

人間関係で凹んで涙ぐんでいたときには、私を応援してくださる方々の存在が、どんなに心強かったことでしょう。

私にとっては "悪役" と感じられた女性がいてくれたからこそ、"応援団"の存在に気づけたのです。

ネガティブなラベルを貼るのをやめる


こうした経験に対して
「あれは本当に大変だった」
「貴重な経験ができてよかった」
どちらのラベルを貼るかで、過去が変わってきますよね。

人生を豊かに過ごそうと思うなら、「大変だった」とラベルを貼ってネガティブな感情を強化するのではなく、「いい経験だった」というラベルをポジティブな感情にリンクさせるのがオススメです。

出来事そのものはニュートラル。
それをどう捉えるかは自分次第。

であるならば、わざわざ過去の記憶にネガティブな感情をくっつけなくてもいいと思うのです。

ネガティブな感情をなかったことにはしない


ここで注意したいのは、「いい経験だった」というポジティブな表現で、ネガティブな感情をなかったことにはしないこと。

ネガティブな感情を無理やりポジティブな感情に塗り替えると、逆に苦しくなってしまいます。
(無意識レベルでやってしまう人が多いのが現状ですが)

嫌だった、悲しかった、辛かった、イライラした……
その感情は確かにあった。

ただ、それと同じだけ、ポジティブに思えることが同時にあったことに目を向ける。

そうすれば、ネガティブな感情が精算され、
"悪役" を演じてくれてありがとう」
という気持ちが自然と湧いてくるのです。

ラベルを貼り替えてみませんか?

あなたの過去にも、「have to=やらなければいけないこと」と捉えたいたことのなかに、「want to=やりたいこと」があったりはしませんでしたか?

しんどかったことを思い返す暇があったら、今ある幸せに目を向けるほうがどれほど健やかな毎日を送れることでしょう。

あなたの人生の脚本を書くのは、あなたです。
ネガティブな感情はスパイスくらいに思って、毎日を楽しめますように♪


〈私が私である〉ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏


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