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レディーファーストは母親が息子に教えるもの?

脳科学・AI研究者 黒川伊保子(著)『夫のトリセツ』にこんな一説がありました。

 定番ルール。
 そう考えると、欧米のレディーファーストはよくできていると思う。男性脳には「紳士のマナー」としてルール化し、女性脳には「気を利かせて、優しくしてくれた」と思い込ませるアイテムでできている。
 ドアを開けて待っていてあげたり、席を譲ってあげたり、椅子を立つときに、さりげなく手を差し伸べてあげたり。
 ちなみに、こういうマナーも、母親が息子に教えるものだ。

黒川伊保子(著)『夫のトリセツ』第2章 使えない夫を「気の利く夫」に変える方法


え?!母親の役目なの?

父親が身をもって教えるものだと思っていました。
(ゆえに、日本では広まらないのかと^^;)

黒川氏は「その場で一番年上の女性を気遣」うように、息子さんに具体的に教えてきたそうです。



息子が幼いころに私が伝えていたこと


私は、気遣う相手を「年上の女性」には限定しませんでした。

・自分よりも身体が大きくて力がある女の子の荷物は、あなたが持ってあげなくてもいいよ。男の子の荷物もね。
・逆に、力持ちの人があなたを助けてくれようとしたら、「ありがとう」ってお願いしたらいいよ。
・「女の子だから」「お年寄りだから」「小さい子どもだから」っていうんじゃなくて、困っている人がいたら助けられるようになりたいね。

これは娘にも伝えていました。

そして、旅行でも習い事でも、息子と娘には自分のリュックサックに自分の荷物を持たせてきました。
(男の子であることを理由に私の荷物を持たせることはしませんでした)

中学生になった息子がやっていたこと


マンションのエレベーターで一緒になった、小さな女の子を連れたお母さんを、息子が自然な所作と声かけで送り出す姿を目にしたことがあります。

私 「すごくスマートでかっこよかったわぁ」
息子「当たり前やし。
   ちっちゃい子を連れた妊婦さんが重そうなスーパーの袋を持ってたときに、 ”持ちましょうか?”って玄関まで送ったこともあるし」
私 「さすが!そのお母さん、すごく嬉しかったやろうね」
息子「他のお母さんに声をかけて ”大丈夫です”って断られることもあるけど……横にいた子どもは俺に笑ってくれてたわ」
私 「お母さんが大切にされているのを見て、嬉しかったんやろうね」

愛の人やん!って、胸が熱くなったものです。

「レディーファーストとはかくあるべき」と息子に教えることはなかったけれど、ちゃーんと思いやりのある、気配りができる人に成長してくれました。

高校生になると、幼児さん・小中学生のキャンプリーダーとして活躍するようにもなりました。

たくましく育った息子との思い出


ちなみに、私の背を超えてからの息子が、私の荷物を持ってくれることはほとんどありません^^;

母と息子で出かける機会が、ないんですよね。

駅まで一緒になることがあっても、ずっしり重たいリュックを背負っている息子に、自分の荷物まで持ってもらおうなんて微塵も思わないですし。

そんななか、「何年ぶり?」ってくらい久しぶりにスーパーに2人に立ち寄って、箱買いした林檎を息子が持ってくれたのが、とっても嬉しかったのを覚えています。

きっと今では、何も言わずとも、恋人の荷物を持ってあげていることでしょう。

お互いに思いやれる関係性が築かれることを遠くから応援しています。

「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏


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