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現実と向き合うための「現実逃避」

私は「現実逃避」が好きです。
現実逃避というと何だかネガティブな感じがしてしまいますが、要は「空想に浸るのが好き」ということです。

例えばゲームとかアニメとか映画とか、漫画や小説を読むのも好きです。
ストーリーがあって、ある程度のボリュームがあって、集中できるもの。
そういったものが好きです。

のめり込んでいる間は余計なことを考えなくていいし、楽しい気分にもなれます。

余計なことというのは、例えば最近うまくいっていない仕事の事とか、この間知り合いに言われて傷ついた事とか、将来への漠然とした不安とか、そんなような事です。(いわゆる最近の悩み的な事)

時々、一旦そういった思考を自分から切り離したくて「現実逃避」をします。人によっては「気分転換」なんて言い方もできるとおもいます。

娯楽や趣味に浸ることを「現実逃避」と表現するのはおかしいかもしれませんが、自分にとってはこの表現が何だかしっくりくるんですよね。

いつかは解決しないといけない事や、何かしらの結論を出さないといけない事を一度脇に置いて、先延ばしをして、束の間の思考の逃避行をしてみる。
そんなイメージです。

なぜそれをするかと言われたら、まあ、やっぱりしんどいからですね笑
考えるのって案外とエネルギー使いますし。
しかもそれが特に楽しくもない内容なら尚更です。

でも、この行為ってちゃんと現実と向き合って行くのに必要なプロセスなんじゃないかと思うんですよね。

ずっと考え込んでるのってメンタルに良くないですし、他のことが進まなくなってしまうので。

思考と感情を整理して、再度考えてみると「あ、こうしてみたら良いかも」とか、「そもそもこれって今考えなくてもいい事かも?」とか、自分の中でのとりあえずの落とし所が見つかる事が多いような気がします。

この一連の流れを繰り返しているうちに、大体のことは解決したり、結論は出なくても自分の中で気にならなくなったりしてくれます。

現実ときちんと向き合っていくのには、適度に「現実逃避」するのも大事ということかもしれませんね。

そういえば、こうして文章を書いたりするのも、ある意味「現実逃避」になっていますね。没頭できればきっと何でもいいんだと思います。

ぜひこれからも『前向きな現実逃避』というものをしていければと思う2023年の春でした。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
1000文字程度の文でしたが、あなたにとって、現実と向き合うための「現実逃避」になれていたら幸いです。

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