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北海道一周旅<DAY3>大沼公園&登別

<DAY3>大沼公園&登別-地獄谷へは俺が行く-

寝ても覚めてもまだ頭から離れないいか踊りを脳内BGMに宿をチェックアウト、函館最終日は朝から五稜郭みどころめぐりに向かいます。

集合場所の兵糧庫には「ですよね〜!」てハイタッチしたくなるいかにもな方、ピンヒールでブランドバッグから屈強なあの漫画を取り出すお嬢さん方、白石のお面をつけた家族連れの方、などさまざまな人が集い、そこに参加者以上にグッズを身にまとったゴリゴリの鯉登担スタッフさんが登場して、もうニッコニコになっちゃった。

だってただでさえ箱館奉行所の中の人ってだけでプロなのに、更におたくな訳でしょ?(決めつけ)そんなの絶対楽しいじゃん!

そんなプロから五稜郭の歴史や有名なスポットはもちろん、前日の下見では気付けなかった、石垣の小さな傷や樹木の根元に至るまで、要所要所であの漫画と照らし合わせながら丁寧にガイドしてもらえました。

「ここが〇〇巻‪✕‪✕‬ページで●●が■■したところです!ちなみに角度は!こう!」「おお〜(各自紙の本やタブレットを開いて目視確認後、大撮影大会)」という、とても健康で文化的な最高限度のおた活が繰り広げられる体験で函館を締めくくれたの最高だったなー!

今度は桜の季節に行きたいのでもう通年でツアーしてください(言霊)。

本誌で「おはようございます!」て元気に爆撃された稜堡
ソフィアーーーーー!!!!!
ここから不死身の杉元に飛びかかられるの怖かったろうな
少尉殿がドボンしたとこ覗き込んでたら落ちそうになった
2日間本当によく晴れました(ぐったり)

五稜郭みどころめぐり終了後は出発時刻が迫っていたため市電ダッシュでJR函館駅へ、ハコダテシティにさよならバイバイしてここからは普通列車で大沼公園駅へ向かいます。

停まっていた列車は一両編成で、車内はアウトドアスタイルの外国の方、お揃いのウェアを着た部活の仲良し達、お高そうなカメラを持ったメガネくん、とこれまた幅広い客層で、旅先なのにその街の日常に紛れ込んでる感あって不思議な気持ちに。

あまりにもテンプレなローカル車両で旅感倍増

大沼公園駅では1時間くらい時間を取っていて、まずお目当ての大沼団子を買って、その後は湖畔を散策しながらランチ用にホッケフライサンドのテイクアウトすることを目論んでいたのだけど、手前の大沼駅で札幌から来る車両が遅れてるからっていきなり20分くらい停車して、次に乗る予定だった列車はもう座席指定もしちゃってたから、ひたすら間に合うか心配して本当に心臓に悪かった(今日も今日とて試されて候)。

結局、お団子を買ってちょっとしたらもう次の列車来る!みたいな感じになっちゃって全然散策どころじゃなかったんだけど、このお団子がさあ!今まで食べたことのないやわやわ食感で、おしょうゆはちゃんとしょっぱいし黒胡麻は濃厚だしであまりのおいしさにびっくりしちゃった。もしかしてあれお団子じゃなくてわらび餅だったんじゃない!?

せめて札幌に通年で卸してくれたらなー
海が見えたら食べようね、と誓った直後に開封
月島も食べろッ

そして次の目的地は登別。今日は温泉三昧&メンテナンスに徹してのんびりするぞー!とうきうきで登別駅に到着したら、もうその5分後にはバスが出発します!みたいな時刻表の鬼に試されて「全然のんびりじゃねえ!乗りまーす!」と飛び乗って登別温泉バスセンター経由で宿の前まで送ってもらいます。

登別のバスは交通系ICカードが使えないんだけど、その代わりに座席のQRコードを読み取ってPayPayとかの電子マネー決済対応してたの新鮮だった。

宿にチェックインしたら地獄谷へ。プロ道民様からは「夜は真っ暗地獄だから散策するなら明るいうちに!」と言われてたんだけど、明るいうちでもほぼ人がいない上に大迫力で怖かったので(あまりに怖くて有事の際の為に散策中はライブ配信してた)、まずサクッと鉄泉池だけ見に行って、その先の山道に進む足湯へ行くのは怖すぎてやめて、今度は反対側の温泉街へ。

開放的で気持ちよかったけどなんせ人がいなくて怖かった

夕飯はお外で食べようか迷ってたんだけど、どこもわりと混んでたし、部屋飲み用のビアを買いに入った俺達のセコマでちょうどカツ丼(本当に絶品)が仕上がったとのことで即購入、デザートにはお団子がもう1つあるし、あとはサラダとか明日のおやつ(この道中ドライフルーツの塩レモンにめちゃハマってセコマ見つける度に追加投入してた)とかあれこれ買い込んでモドリ、さー温泉行くぞー!

登別セコマのヒンナ缶の推し方を推せる
バーニャセットをフルで使う日がついに

今日の宿は「打たせ湯有」「泉質最多」「露天飲酒可」ということで即決した温泉宿。楽しみにしてた打たせ湯は予想を遥かに超える高さから落ちて来てマッサージ効果絶大だし(そりゃ入れ替わりますわ)(なにが?)(しずかに)、サウナは足元が足湯スタイルの水風呂になってるから無理せず長居できるし、温泉も本当に沢山あってとろとろしたりピリピリしたりブクブクしたり存分に大はしゃぎできるし、露天で飲酒した分は部屋付けできるし、偶然野生の鹿の親子がやってきて目の前で仲良く食事してる様を眺める鹿見湯状態だったしで、心身共に癒やされたひととき。

そして湯上がりにはさっき買った絶品カツ丼と、もう1つの大沼団子(おしょうゆとあんこ)をいただいて、もっかい湯めぐりして最高を極めた直後に地獄谷で地獄(呪術廻戦アニメの夏油傑闇堕ち回)を見てしまい、ちょっと情緒は乱れたけど大満足な1日。余生はここで暮らしたい。

サラダも具沢山でおいしいセコマ、
さすがコンビニの王者
買いたてでいただいた時とは
もう食感が違ってて感激した

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