くしゃみおじさん
岩波書店から新しい幼年童話が出ました!
くしゃみおじさん
オルガ・カブラル /作
山村浩二 /絵
小宮由 /訳
岩波書店
おじさんの豪快なくしゃみで砂煙がまきおこった。あれれ? ねことうさぎの耳が入れかわってる! ねこがワンワンほえれば、いぬはニャー。全身はだかのがちょうに、とさかをくわえたおんどり……。どうぶつも子どもも、みんなヘンテコ。いったいどうしたら、もとどおりになるの? くしゃみの音も楽しい、元気でゆかいな絵童話。(岩波書店HPより)
小学校低学年から読める文章量で、毎ページに挿絵が入っている、やさしい絵童話です。岩波書店から刊行する幼年童話は、文が海外作品の翻訳で、絵が日本人画家。物語に合う画家は誰かと考えながら、編集者と何年もかけて作った作品です。
挿絵の山村浩二さんは、絵本界では言わずと知れた有名作家。とってもすてきな挿絵をつけてくれました!
お話の中に、何度も、楽しい「くしゃみ」が出てきますが、この本を企画した当時、新型コロナウイルスが出てくるとは思ってもいませんでした…。いま、公然の場で、くしゃみって、しにくいですよね。外出もできなくて、家にこもりがち。でも、本の中くらいでは、おもいっきりくしゃみをして、おなかをかかえてわらいましょう! そんな、子どもたちのストレス発散にもなればと思っています。
うちの次男(小3)に読んでやると、わらいながら食い入るように本を見つめ、聞き終えた後「文庫で(友だちに)すすめる!」と、言ってくれました。
岩波書店からの幼年童話、これからもまだつづきます!
お楽しみに!
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