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旅行記:金沢旅行②―2「湯涌温泉街」の温泉旅館に泊まる

はじめに

前回記事

本記事は僕が利用した温泉旅館「お宿やました」の紹介が主です。特に僕がどう過ごしたかみたいな記載はございません。「温泉入って夕飯食べて酒飲んで寝た」くらいしか書くことがないです。

※3200文字くらい

本編

みんな~〜〜!!!温泉旅館にチェックインしてお着き菓子を食べてる写真から失礼します。

いやーすっげ~~~良かったです。温泉旅館「優勝」で””優勝””してきました。

今年初めにフォロワーと伊豆へ旅行した時も温泉旅館に泊まりましたが、少しバタバタさせてしまいました。けど今回はチェックインしてからは終始旅館でまったりしました。

ご飯も仲居さんが運んできてくれるし。一生寝転んでても全部旅館がやってくれます。ありがたい限りです。猫に生まれ変わってここに住みたいくらいで。

温泉旅館っていいね!一人で線状降水帯で大雨がヤバいときに奈良の山奥の温泉旅館に行って、土砂災害に巻き込まれた過去の自分に「喝」を入れたい。

利用した宿は湯涌温泉街の「お宿やました」です。

金沢の奥座敷と云われる「湯涌温泉」の最も奥に位置する「お宿 やました」。湯涌温泉は外傷などに効くと云われるその効能から歴代加賀藩主の「湯治場」となり隠し湯として大切に守られてきました。当時の加賀藩主前田利常公より『山下旅館』の屋号を賜り、その後「お宿やました」となりました。

大正時代には、詩人画家竹久夢二が生涯で最も愛したと云われる恋人彦乃と、人生で最も幸福な時を過ごした宿でもあります。

歴史浪漫に思いを馳せながら、北陸の海の幸・山の幸をご堪能頂き、こんこんと湧き出る湯涌温泉をご満喫いただければ幸いです。

「お宿やました」HPより

「お宿やました」は客室が特別室1室+客室10室です。受け入れ組数が少ないので、ほかの宿泊客と鉢合わせることもほとんどありません。ていうか「人いんのか?」と思ってしまうレベルです。

なんかSNSでは「連休中に出歩くやつはバカ!どこも混雑していてタイパ(タイムパフォーマンスの略)が悪い!」って意見を見ますが、受け入れ組数が少ない温泉旅館で日中から過ごせば連休中の旅行でも普通に寛げます。

温泉リゾートでアクティビティやゲームで遊んでワイワイ過ごすのも大好きです。各人の好みです(おれは温泉リゾートって宿泊してる部屋のランクで茶羽織の色が違うことが多いから抵抗がある。病気です)。

デケェ〜

客室は「部活の合宿で泊まるところか?」ってレベルの大きさでした。三人で泊まっても余裕で全員がキャリーケースを広げられます。やっぱデッケエ部屋っていいわ。部屋はデカいほどいい。

上段の氷結、アクエリアスと下段は持ち込み

ありがたいことに冷蔵庫の中にはすでに瓶ビールなどアルコール類が備え付けられています(有料)。温泉旅館にチェックインして温泉に浸かったあとに外出する気など一切湧かないので助かります。

一応この旅館の近くに食料品・日用雑貨を売っている個人店もあります。酒、ソフトドリンク、お菓子などある程度は揃っています。

あとカニとかハーゲンダッツも売ってる。なんでだよ(旅館に卸す目的?)。旅館にチェックインする前に覗いて、必要そうなものがあれば買っておくのがいいと思います。

温泉は内湯と外湯一つずつで計二つです。シンプルイズベストで良いですね。宿泊客が少ないので広々のびのびと利用できます。サウナも無いので「整う」とか言いながら群れてる人間もおりません。

また温泉旅館あるあるのボディソープやシャンプーにいい香りがするやつがありますので、リラックス効果も倍々で良いです。なんかイチゴ?みたいな香りのやつでした(伊豆の温泉旅館に泊まった時はお茶の匂いがするやつでした)。

腐臭を放っているおれたちオタクも一気にフローラルな香りを漂わせるかわいい存在になります。かわいいね。

男女に分かれる分岐点(?)には写真のような休憩スペースもありますし、水も飲めるので相手を待つのも全く苦になりません。僕は一生『花咲くいろは』のポスターを眺めていましたが…。

そして温泉に入ってからの夕飯というのが基本的な流れだと思います。夕飯も時間帯を18時半:19時:19時半と選べます。そこから逆算して温泉に入れば湯上りポカポカの状態で「仕上がってきた」タイミングで夕飯が運ばれてきます。

夕飯は最高でしたわ(お嬢様)。海と山の幸にデザートに酒。ちなみに基本コースの予約の段階で追加で5000円くらい払えばのとぐろが、1万円くらい払えば能登牛ステーキもついてきます。もちろん朝食も最高に美味くまさに「優勝」です。

第一陣
フォロワーに作ってきてもらった出汁巻たまこ

注意点としてはドリンクはアルコールのみです。ソフトドリンクはありません。アルコール飲めない方はお茶か水です。十分だと思いますがジュースとか飲みたい方は事前にコンビニとかで買っておいてください。

ただお願いすれば水はピッチャーごとドンッ!と置いてくれますのでそこまで不便じゃないかも。このピッチャーは回収されないので朝の寝起きの一杯にも使えます。こういうかゆいところに手が届くの好き。

夕飯後は仲居さんたちが机とかを片付けて布団を敷いてくれますので、そのタイミングで喫煙所に行って一服するもヨシ、エントランスを覗いてみるもヨシ、温泉に再度浸かるのもヨシ。各々ご自由にお過ごしください。

翌日のチェックアウト後もバス停まで車で送迎頂いたり、靴を忘れるというメガトン級のやらかしをしたバカなおれのため、再度車を走らせてわざわざバス停まで靴を届けてくれたり(フォロワーは少し引いてた)と、最初から最後まで至れり尽くせりでした。

こんなんばっか書いていると「お前、回しもんかよ」と思われかねないので次は気になった点とか「ここ改善してほしいな~」という点を書きます。

・館内の酒の自販機がガチャガチャ状態
館内に酒の自販機があり、ハイボール・梅チューハイ・レモンチューハイ・ほろよいの4種類があります。すべて350円です。僕はハイボールが飲みたかったのでボタンを押すと、ほろよいが出てきました。

ん?となり、再度ハイボールのボタンを押すと再度ほろよいが。次に「逆なのかな?」と思いほろよいのボタンを押すとほろよいが出てきました。

しゃーねーので、レモンチューハイのボタンを押すと普通にチューハイ出てきました。追加でもう一本!梅チューハイが出てきました。

1回350円のガチャガチャじゃねーんだぞ。

ただ別に目くじらたてる程じゃないですし、旅館というより自販機の管理会社の問題です。また逆に(?)ガチャガチャみたいに風情があって良いか…という感じです。フォロワーにこれ話したら爆笑してたし。

・エントランスがまあまあ寒い
例の感染症対策で換気が必要だからだと思いますが、夜はエントランスはまあまあ寒いです。浴衣の上になにか羽織ったほうが良いでしょう。冷え性の人は靴下も必須。

これは深夜に撮影したので暗い

おれだけかな?と思ったら帰りのバスで別の利用客が「寒すぎだろ」と言っていたので、一般的な感覚だと思います。けど寒い分には自身で調整すればいいだけなのでヨシ。

総評的には上記2点でマイナス3点でその他特別ボーナス5000兆点加算で4999兆9999億9999万9997点です。

また利用させて頂きます。

おわりに

大変快適でしたのでチェックアウト時間10時のギリギリまで宿に滞在させて頂きました。

「お宿やました」は竹久夢二が滞在していた縁もあって、彼の絵画もたくさん飾られています。そういうのも書こうと思ったのですが、文量が長くなったので割愛します。

皆様も『花咲くいろは』の聖地巡礼などで湯涌温泉街へご訪問される際はぜひ「お宿やました」をご利用ください。

次回、金沢競馬場でフォロワーの誕生日おめでとうレースを開催する話。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

以上

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