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伊豆半島旅行記①+旅行前準備のススメ

はじめに

先日、静岡県は伊豆半島に旅行をしてきました。その個人的な日記兼まとめです。

「もし俺がもう一回行くなら…」という個人的な反省をもとに「こうした方がいいかも!」という内容も書いていますので、伊豆観光をご検討の方がのご参考になさって頂ければと思います。

お時間のある方は最後まで読んで頂ければ幸いです。

※4600文字くらい

本編

旅行するまで

皆さんは誰かと旅行することが決まったら、その次は何をするでしょうか?宿や移動手段の手配などはもちろんとして、僕は「旅のしおり」を作るようにしています。

これはサークルで会長をしていた頃、合宿や新歓の段取りなどを「しおり」の形でまとめていた名残(?)です。「旅のしおり」を作る理由は下記の点です。実際の今回僕が作成した「旅のしおり」の一部抜粋も交えながら記載します。

①事前に自分自身でルートを頭の中に叩きこめる

こんな感じです。運転する事前準備としてインプットしたものをアウトプットしておくことで、より記憶を定着させることが出来ます。

また今回の旅行の場合、運転担当は僕なので「助手席に座ってる相手を視覚的に楽しませるには?」と考え、眺めが良い海沿いをドライブウェイを走るように計画しました。

今回は車移動のためこのページを設けました。この運転ルート設定はgooglemapを利用して、立ち寄りたいスポットを複数設定したり運転したい道路を選定したりなどするといいです。

電車移動ならどうすんの?についてですがyahooとかの乗換案内のスクショで良いと思います。ただガチガチ感があってもどうかな…とも考えたので、旅行相手の性格で判断すればいいかと。

なお、実際のドライブでは渋滞や交通規制などの影響で必ずしも計画ルート通りにいかないことも多々あるので過信は禁物です。

②旅行相手と旅行目的とタイムスケジュールを共有(+認識)できる

旅行前になるべく認識の擦り合わせをしておきましょう。「え?そうだったの?」と自分が思う・相手に思われるのを防ぎましょう。ただ、この目的と時間は2~3人の場合はざっくりでいいです。逆に窮屈ですし。そういうのは大人数の場合だけで十分。

また時間についてもざっくりで良いんで予定表を立てておくと行動しやすいです。あくまで目安ベースです。予定通りに行くことなんてまずないので。個人的には食事だけしっかり抑えれば良いのでは?と考えています。

③旅行前にワイワイと旅行について盛り上がれる

この「旅のしおり」は一発で完成させる必要は全くありません。ていうか「はい!これが今回の予定な!」といきなり完成版を一方的に押し付けるのはヤバくないか?

最初にこっち側がたたき台を作って、それに対して相手の行きたいところとかを聞いて、それを盛り込んで~と繰り返し「参加者全員で」旅のしおりを完成させましょう。そのやり取りで色々とワイワイ!盛り上がるはずです。

本記事のヘッダーは初版でこれが修正版

④相手に「旅行費用は〇円です」と事前に提示できる

①から③で長くなったので詳細は書きませんが、僕は「見積書」を作って相手に見せています。宿代、レンタカー代、ガソリン代、etc…。

逆に言うと「この見積書の金額があなたがこの旅行で使う最大の金額です」という説明です。ただし緊急トラブル時の場合に発生した費用とお土産代は別です。相手も「この旅行にいくらかかるのか?」とハッキリ分かって便利、なはず(ですよね?)。

お金のやり取りについては会った時か1日目の夜のどっちかがいいと思います。

以上、長々と「旅のしおり」を作る理由について書きました。ぶっちゃけ半分は自分のためですね(語弊あり)。

皆様も是非一度、「旅のしおり」の作成をご推奨させて頂きます。作る回数を重ねるごとにデザインとかも上達してくる気がします。

※当然ですが「その場のノリでだいたい決める」旅行などもありますので、必ずしも「旅のしおり」が求められる訳ではありません。男三人の旅行とか宿だけ抑えてあとはノリ!とかザラですしね。

伊豆半島へ行く

フォロワーと横浜で合流し、レンタカーで車を借りて伊豆へ向かいます。ただ横浜駅から国道1号~国道34号~国道135号で熱海へ向かうルートは午前中はまあまあ混みますので注意してください。

横浜から伊豆半島へ行く理想としては9時受付開始のレンタカー屋に9時で予約し8時40分に突撃→レンタカーGETの流れが望ましいです。

レンタカー屋も朝は出発客が集中して忙しくなるので、一組でも多く早めに捌くために対応してくれたりします(レンタカー屋によるのでご参考までに)。

伊豆半島への個人的なオススメルートとしては相模湾を望みながら熱海までドライブしてからの伊豆スカイラインです。このスカイラインというのは「眺めがスゲエ良い道路」のことです。有料ですが運転する価値はあります。

海沿いを走るのが好きです

大室山

『ゆるキャン△』でも登場した山ですね。

もう「こういうのでいいんだよ」のイデアみたいな山です。その理由を書くと、

①登山下山がロープウェイのみで移動が楽、かつ見晴らしが良い

登りは一面に広がる若草で「緑」を堪能できます。また途中で写真撮影のスポットもあるので、写真をご希望の方はポーズとるなり変顔するなりしましょう。

かなり急勾配です。つまり下りはヤバイです。

下りは眼下に広がる景色を楽しめます。ただしロープウェイといってもスキー場のリフトみたいな感じで「生身」むき出しですので、高所恐怖症の雑魚(つまり、俺)には下りは若干キツいかもしれません。

勿論!僕は下りのリフトでは死人同然となり「無理だ…」とか「カメラ越しにみたら怖くないの不思議だな~(錯乱)」とかボソボソ呟いてました。

「良いこと思いついた。これもっと高速で下るアトラクション作れば儲かるんじゃね?」とフォロワーに言ったら「それがジェットコースターだと思う」と返されたりもした。馬鹿丸出しですね。

なお、このリフトは14時を過ぎると上りがタコみたいに混雑しますので、できれば午前中の訪問をご推奨させて頂きます。

②山頂を一周でき伊豆を360°見渡せる

大室山は火山のため火口が存在します。その周辺が舗装されているため火口周りを一周できます。たいたい1kmで所要時間は2、30分くらいです。

山頂って人でごった返していること多いじゃないですか。落ち着くことも、景色をじっくり見ることも難しかったりします(茨城県の筑波山とか)。ていうか山頂とその付近って面積少ないですし。ただ大室山はそんなのと無縁です。

吊り橋とはまた違った""趣き""がある

勿論!高所恐怖症で雑魚の僕は火口側(内側)を歩いて遠くを眺めながら歩いていました。フォロワーは「建物の屋根がカラフルですごい!」など景色からの情報をフルに受信していたので「下も見ながら歩くのすげ~。高所に行くときはやっぱ苦手じゃない人と行くべきだな」と考えた次第です。

昼食はフォロワーが作ってくれたおにぎりとだし巻き卵を頂きました。特にだし巻き玉子がめっちゃ美味かったです。一口食べた瞬間に遠慮せずに全部強奪すればよかった。

出し巻き卵が美味すぎて完全に""成った""

怪しい少年少女博物館

大室山から車で15分ほど。「懐かしいおもちゃや生活雑貨の展示」みたいな風にいわれていますが、実際はエロ・グロもあるとのこと(事前情報)。「そんなところ俺たちしか客いないだろ~」と失礼なことを思っていたんですが、駐車場に6台ほど車があってビビりました。

全く予想していなかったのですが、建物の外観がアレで見た瞬間に「一部のディープなマニアには受けるところか…」と確信しました。そして中に入って飛び込んでくるのがこれでビビりました。

Twitterのアングラ界隈が好きそう

さらに視線を受付のある右側へ向けると…。

フェラチオ講座の表紙がマイナー言語の解説書テイストなの笑う

表現の自由最高ォ~!!!(政治的な意図は一切ありません)

日本に生まれて本当に良かった。この辺の分野に関する本が多数出版されているという情報を僕は一切持っていなかったので「こんなのあんのか!」と、ただただ関心していました。

「でも中身はナンパ師()が公開している有料noteみたいなもんなんでしょ?」と思われた皆さん、違います。いや読んだことないんで知りませんけど…。

ちなみに!ここからさらに進んだところにはもっと過激な本が大量にありました。Twitterでは一度も凍結したことがない品行方正な私がnoteさんに目を付けられたら嫌なので写真は載せませんが、男が高校一年生の頃に検索したエロワードについてガチで考察したみたいな本とかです。

中身を読みましたがこれは「ガチ」です。徹底的に快楽を追求した成果物です。この探求心には頭が下がります。「エッロ!」とかいう感想は一切浮かびません。ただただ「へぇ~」となるばかりでした。

詳細知りたい人はDMしてください。

「男女の組み合わせで行ったら気まずくならないの?」という疑問についてですが、気まずくはならないと思います。こんな意味わからん博物館に好き好んで行くような男女で気まずくなる訳がない。

僕とフォロワーとすれ違った男女カップルが「なあ!最後入口にあった本立ち読みしようぜ!」「いいね!」と笑顔でやり取りしていました。僕もフォロワーに「これすごい!ほら、読んでみて!」と言ったりしていました(最悪)。

また、意味不明ですがスーファミとファミコンのカセットと筐体が置かれているので遊べます。

GBAで夢の泉やった!

カービィやセーラームーン、スーパーマリオなど色々と遊べます。意味わかんね~。

さらに意味不明ですがお化け屋敷もあります。

このように、怪しい少年少女博物館には意味不明な展示ばっかりあります。二階は更にパンチの効いた展示品が並んでいるのですが、すっかり慣れ切ってしまうので「お、こんなのもあるのか~世界広いな!」くらいにしか受け止めなくなります。環境の変化で人間の感受性は簡単に変わる。

あんまり詳しく書きすぎて本書をお読みの皆様へネタバレしても良くないので、これ以上詳細を書くのは控えます。「コイツ本のことはだいぶボカして書いてるな…」という皆様の疑問も、実際に目にして頂ければ解消します。

この博物館は超オススメですので是非お立ち寄りください。HPには割引チケットもありますので事前チェックを忘れずに。

おわりに

怪しい少年少女博物館を出ると時間はおおよそ夕方4時頃になっていました。ここから宿泊先の温泉旅館ニュー八景園まで車で1時間程度なのですが、旅行の1週間ほど前からgooglemapで周辺の交通量をチェックしていると温泉街付近がほぼ毎日タコみたいに渋滞していました。

渋滞に巻き込まれてチェックインが夜遅くになるのを避けたいので「渋滞しそうだし少し早いけど今から旅館に行こうか」と提案し車を走らせました。

頭の中では「18時から18時半くらいチェックインかな~。夕飯は19時に予約しているしちょうどいい感じか」という考えです。

旅行前の情報把握とこれからの流れのイメージはバッチリです。そろそろ渋滞かな?とか思いながら運転すること1時間。

普通に旅館に着きました。17時に。渋滞の「じ」の字も無かったです。なんで?

なお、この記事は続きます。

次回記事

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

以上

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