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日記:日本一高低差があるバンジージャンプ(215m)敢行

はじめに

2017年の5月か6月のことですが、当時日本で一番高低差のある茨城県のバンジージャンプにトライしました。高低差は100mです。イメージ湧かんわという方のためにご説明すると、関西でいうと通天閣(103m)、関東でいうとお台場の大観覧車(115m)の高さくらいです。

↓茨城県のバンジーについて書いたnote。日本一「高い」か「高低差がある」どっちが正しいんでしょうね。前回は「高い」だったので今回は「高低差」としておきます。

「日本一高低差(高さ)があるバンジージャンプにトライした」というのを吊り橋や高所落下系のアトラクションに行くたびにネタにし、にもかかわらずビビりまくって醜態を晒すことで「お前マジでバンジーしたん?」とツッコミされる様式美を5年くらい擦(こす)っていました。

様式美1
「お、吊り橋あるじゃん!俺100mからバンジーしたしな〜…行ってみる?」とバキバキにイキる→普通にビビって途中で引き返す→「お前マジでバンジーしたん?」とツッコミ受ける

様式美2
「ユニバのフライングダイナソー?へぇ〜俺100mから(略)」→上がっていく時に目を瞑る→「目ェ瞑んな!開けろ!!!お前マジで(略)?」とツッコミ受ける

情けない。

それはそれとして、いつのまにか(2020年8月)日本一が更新されていました。僕がこれに気付いたのが2022年で、2020年8月から1年半近く頓珍漢なことをの宣(のたま)っていたことになるのですが、それはさておき茨城のやつより高低差が大きいバンジーがあるのならアタックするしかない。

調べたところそれは岐阜県にあり高低差が…215mとのこと。215mって…5年前に飛んだバンジージャンプの2.15倍ですやん。想像がつかないが、この岐阜バンジーは世界5位の高低差で(俺調べ。ちなみに4位は216mなので実質4位ですね)、高層ビルでいえば43階くらいです。普段は地べたを這いずり回っているオタクなので実感わかりませんが、取り敢えず行くことにしました。

本編

バンジージャンプやるぞ!!!に至るまで

茨城県のバンジージャンプに1人で挑戦したときはホスト5人のグループに組み込まれてしまった経験があり、まあ別に今回も似た感じになっても構わないのですが(気配消すので)、こういうのは友達なり恋人と行って挑戦後に体験を共有した方が絶対に楽しいです。当たり前だろって?はい、すみません。

ただ、岐阜バンジーはお値段が2万8000円とクソ高いんですわ。旅費とか合わせればトータルで3〜4万円くらい。3000円くらいなら「ワタクシが出すので行きませんか~?」と気軽に誘えるのですが、そんな風にはいかないんですわ。215mからのバンジージャンプに乗り気で、かつ2万8000円出していいよ~^^な人は僕の周りには改めて言うまでもないが存在しないので「一人で行くか…いつか」と思っていましたわ…(お嬢様)。

そんなある日のこと、冒頭に貼った僕の茨城県バンジージャンプnoteを読んでくれたフォロワーさんから「岐阜県のバンジージャンプに行くメンバー、いまでも募集してますか?」とDMが飛んできました。

第一話「ファーストコンタクト」

僕はnoteの最後にたまに「~な人募集中!」と書いているのですが、皆さんの予想の通り一回も「はいはい!」と連絡がきたことなかったので、DM読んだときは嬉しいを通り越してビビりました。

そこからの流れは速く「そういえば、バンジージャンプに興味あるって言ってたフォロワーさんいたな」と思い出してそちらも勧誘し、その日のうちにトライする日程確定&詳細は追って詰めようの認識共有まで完了。両名の返信が爆速でスムーズに話が進んだこと、感謝しかありません。

バンジーしに行くぞ!!!

僕も一人しか会ったことががないので「前日に顔合わせも兼ねて、三人で名古屋で夕飯食わへん?」と提案し了解を頂きました。そんで次の日に再集合してレンタカーを借りて岐阜へ行く流れです。

フォロワーさんのうちの一人に予定を聞くと昼には名古屋に到着するとのことで、じゃあどっか観光しますか!となったのですが、名古屋駅周辺で見るところありそうでないよね(これは二人の嗜好が名古屋と合致していないだけです。名古屋をディスる意図は一切ありません)となりました。

「いや~どないしよ…」と考えた末に思いついたのが、昼食とってからのクラシックコンサート鑑賞です。アテもなく動き回っても疲れさせるだけだし、お互い音楽関係に興味あるので。これは超オススメですので、皆様も名古屋を訪れた際に是非ご参考頂ければと思います。クラシックコンサートの詳細については思うところがあり気が向いたら記事で書くため割愛。

ラフマニノフめっちゃオススメ

なお!当たり前ですが名古屋セントラルタワーなどのレストラン街はランチタイムではタコほど混雑するので、これらを利用する際は予約必須です。あと予約の際にダメもとで「窓側の席がいいの!俺ここの会員やしさァ!お願い!!!」と伝えておくといいかもしれませんよ。座った席から見える景色が綺麗な保証はありませんが。はい。「なんでも言うてみるもんや」が僕のポリシーの一つです。

脱線しました。予約必須の理由は、クラシックコンサートは開演時間に遅れるとコンサートホールに入れないため、どうしても時間にシビアにならざるを得ないからです。

僕の場合は時間の段取りミスってデザートは諦めタクシー使いました。逆に立ち食いそばで爆速で昼を済ませるのもアリだったなとか、やっぱり時間の余裕は心の余裕だな~などとタクシーの車内で個人的に考えた次第です。

コンサート鑑賞後、もう一人のフォロワーさんと合流して名古屋コーチン食べてHUBでワイワイして解散!ホテルで一人酒を楽しみながら安部公房の小説を読んだあとにテレビで台風情報を確認し「明日中止になりませんように」と祈りを捧げながら就寝!

次の日は若干のトラブルもありながらも三人勢揃いして目的地へ向かいました。ここで注意点ですが、時間に相当余裕を持って行った方がいいです。純粋に、土地勘が無いと迷う。また山道を走っていくので焦ると事故になりかねません。交通事故を起こすと予定全部""終焉""(おわ)ります。個人的には名古屋発なら12時に予約をしておき、8時半に名古屋駅界隈から出発するのがベストかもしれません。

僕たちの場合は車を運転しているポンコツ(つまり、俺)が道に迷い、予約時間に間に合わなさそうになりました。万が一遅れて、後ろの時間にずらそうとしても予約一杯で無理だったらと思うと…。ですので、これに関しては本当にゆとりある行程を組むことを強くご推奨させて頂く次第です。

バンジーするぞ!!!

色々あったのですがバンジージャンプの実施場所へ到着です。「死んでも文句言いません」などの書類にサインをし、代金を支払います。支払いはグループごとに一括払いです。事前に全員が一人一人お釣りのないようにお金を用意してもらっておくとスムーズです。

ちなみに!…体重制限があります。40~100kgです。どうしても飛びたい100kg超えの方は身体絞ってください。走れ。但しこの体重は「服と靴も装備した状態」の体重ですので、靴脱ぐとか脱衣麻雀みたいに一枚一枚服を脱いでいって体重落とす裏ワザもあります。

※全てのバンジージャンプ会場で通用するかは不明ですし、そのナリで飛ばないといけません。パンイチで99.9kgならパンイチでバンジーになると思います。詳細はご自身で調べてください。

閑話休題。色々と装備をして説明を受けて〜とかやったあとにバンジー台へ移動します。新旅足橋という全長462メートルの橋の真ん中くらいにあるので、そこまで橋を渡って移動します。

茨城県のバンジー(100m)とレベル違いすぎだろ…

「バンジージャンプ出来るかな?挑戦したいけど不安だな…」と思っている高いところ苦手な皆さんでも大丈夫です!心配いりません!恐怖感が和らぐとっておきの秘訣があります。本記事をお読みの皆さんには特別に、無料で公開させて頂きます!

━━━橋の下を絶対にバンジージャンプし終えるまで、見ない。

話しが前後しますが別グループの男性A→男性B→おれ→(以下略)の順番で飛んだのですが、男性Aはバンジー台で下を見てひるんでしまい、一発目の掛け声で飛べませんでした。男性Bも下を見たところ心が折れたのか飛べなくなりリタイア。

気持ちは痛いほどわかります。僕も茨城県のバンジージャンプでジャンプ台から下を見たときに「あ、無理」となりました。あの時は「ホストのコールでバンジーできなかったら雰囲気シラけてヤバそうだな…」という謎の責任感でバンジーしたので。

━高低差215m。これは我々高所恐怖症の心を折るには十分すぎるんですわ。十分というか9999阿僧祇(あそうぎ)回くらいボキボキにしとるな。なお、リタイアしても順番最後になるとか、お金返ってくるとかありません。なのでジャンプ台に立ったら腹ァ括ってください。

というわけで(?)、僕は橋を渡ってる段階からひたすら天空を祈りを捧げるように見つめていました。これを天空目線と言います。フォロワーさん二人にも「俺が返事しなくても無視じゃないからね。気が回ってないだけだから」と伝えました。これでもう天空見放題です。一方で二人は余裕で下を見て「高いね~!」「おぉ〜!」とかワイワイしてました。強いな〜。

この天空目線は待機中も一貫し、スタッフさんたちに「姿勢良いですね」と言われていたらしいです。らしい、というのはもうその時は余裕なかったため。そしてペンギンのようによちよちと歩いてジャンプ台に立ち、スタッフさんのカウントを待ちます。

頑なに下を見ないで天空目線の俺

カウントの読み上げが「ゴーヨンサンニーイチバンジー!」と、例えるなら指相撲のカウントの4〜8くらいの早さなのでご注意ください。

あああああああああああ

バンジーしたぞ!!!

ジャンプ台で両手を思いっきり広げ、カウントとともにジャンプ(ダイブ)します。イメージとしてはふかふかのベッドに飛び込む感じです。飛んだあとはもう重力のおもちゃですが、不思議と気持ちに余裕ができるので恐怖感は消えます。

今回僕は二回目のバンジーだったからか、落下中の意識も明確で、吊り上げられる時も風景を楽しむ余裕がありました。最高ですわ。(バンジーし終えたので余裕ぶっている)

マジで「余裕」になる。これはマジです

このジャンプの姿勢は人によります。フォロワーさんたち二人は奇麗にジャンプしていて感動したのですが、僕の場合はジャンプの様子を撮影してもらった動画を見返すとジャンプというより「落下」だし「ワァァァ…!!!」ってクッソ情けない声出していて泣きました。

美しすぎるだろ

ジャンプ後は認定証の受取とかいろいろやって終了。トータルの所要時間90分~2時間くらい。お手洗いは仮設トイレ一つしかないので、朝は水分を控えめにするなど予約時間に合わせて調整しましょう。

自動販売機もないので暑い時期にバンジージャンプする場合は、事前にコンビニで飲料水を買っておくのを忘れずに!僕は未開封の500ml天然水を1本カバンに入れておきました。

その後は昼飯食べてレンタカーを返して適当に時間潰して解散!この辺は本記事の文字数が長くなってきたので割愛します。

おわりに

岐阜バンジーもそうですが、旅行自体がメチャクチャ楽しかったです。一緒にバンジージャンプしてくれたフォロワーの皆さん、ありがとうございました。次はスカイダイビングをしたいね。これはマジです。

↓一緒に旅行したフォロワーさんのnote。この記事で書けてないことや、一発目に日本一のバンジージャンプした体験談、フォロワーさんならではの気付きなど非常に参考になって面白いのでぜひご一読ください。

https://note.com/aimi_99/n/n6a85d70d5ba9

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上


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