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岐阜旅行記

此方のnoteはバンジージャンプ含め旅行の備忘録です。

フォロワーに「日本一高いバンジージャンプしない?」と誘われ、日本一高いバンジージャンプをするために名古屋(バンジージャンプの場所は岐阜)に行ってきた。バンジージャンプは一度もしたことはなかったが、日本一高いバンジージャンプした過ぎるという好奇心で二つ返事で引き受けた。
1〜2ヶ月前に予約を取ってもらい、いざその日が近付いたら台風も近付いてきていた。イベントの悪天候率が非常に高い私はなんとか飛べますように……と祈りながら小学生ぶりにてるてる坊主を作った。

前泊して顔合わせに夕飯を取ろうということになり、次の日の待ち合わせ場所に近い宿を取った。はやめに行ったら観光できて楽しいかもな〜と気楽に昼頃に名古屋に到着する新幹線を宿とセットで予約したが、名古屋の観光名所的な場所で興味のあるものが全然見つからない。フォロワーに「何時頃到着する予定?」と聞かれ「昼頃着くんですが……」と申し訳なさいっぱいで答えたらお昼ご飯の予約とクラシックコンサートの予約をしてくれた。最高過ぎる。感謝!

到着してフォロワーと一緒に湯葉を自作(?)出来る店で湯葉を作ったり食べたりした。湯葉をまともに食べたのは初めてで「意外と固い!」とか老人か子供しかしないような反応をした。

湯葉

昼食の時間とコンサートの時間が思いの外詰まっていて、デザートを諦めダッシュでコンサート会場へ向かう。クラシックコンサートなんて何年ぶりだかわからないくらい久々だ。クラシックに歌劇が含まれているのが意外だった。
まず、コンサートには学生2+1人参加していて驚いた。ピアノを弾く男性が18歳の大学生にして輝かしい経歴の持ち主で「これが才能溢れる若者か……」と思った。
女性の指揮者を見るのが初めてで、羽根でも生えてるのではないかと錯覚するほど身軽で滑らかに指揮をしていて美しかった。男性の力強い指揮しか見たことなかったので、女性ならではの指揮が見られて良かった。指揮者とファゴット奏者の方が夫婦で参加しているのも驚いた。指揮者の女性が高校時代の化学の先生に似ていて懐かしさを覚えた。
中退した大学で声楽を教えている方が歌っていて親近感が湧いた。声楽には一切触れていないが大学ですれ違っていたのかも……と柄にもないことを思った。


コンサートのあと、もう一人のフォロワーと顔合わせをして親子丼が有名らしい店で夕食を取った。私は鶏肉の付いている皮が食べられないのでそぼろ丼を食べた。歳下のフォロワーと会うことが滅多にないので何を話せばいいのかめちゃくちゃ緊張したが、夕飯のあと向かったHUBで演劇経験者という共通点を見付けて少し嬉しくなった。また演劇したいな。

そぼろ丼

解散後次の日の待ち合わせ場所に近い宿に向かった。宿は次の日の待ち合わせ場所に近いことの他に温泉があるところが気に入ってそこにしたが、外観がラブホテルみたいで少し面白かった。部屋もラブホテルのようにテレビが普通の番組は見られず「新作」「洋画」「邦画」「アニメ」「バラエティ」「アダルト」が選べた。何一つ見なかった。
温泉に夜と朝の二回入ったが、どちらの時間帯も結構人が居て、こんな台風前でもたくさんの宿泊客が居るのか……と思った。ホテルでは+1000円払うと地元の朝食が食べられたが、朝食を取る習慣がない為食べなかった。
ビジネスホテルに泊まると免許合宿とストーカーに追われて泊まったビジネスホテルを思い出す。此方は免許合宿のことを書いたnote。

バンジージャンプ当日になり、待ち合わせ場所に大体時間通りに向かうとフォロワーが一人全然違う駅に居ることが判明した。やっぱりオタクに報連相や待ち合わせは無理なんだよなあ。そのフォロワーを拾いバンジージャンプの場所へ向かうが誰一人土地勘がなく迷子になったりしてしまったが無事着いた。ギリギリ雨も降ってないし、風も強過ぎない。なんとか飛べそうで小躍りする勢いで喜んだ。心の中で。
初のバンジージャンプに日本一高いとのことで、それなりに身構えて向かったが、高所にあまり苦手意識がないので恐怖より興奮が強かった。「死んでも責任取りませんよ」みたいな内容の書類にサインをして、体重を手の甲に書かれる。手の甲に書かれると思ってなくて驚いてしまった。私は最低限の体重がなさそうだったのでウェイトベストを仕込んで向かった。こんなことして死んだらお金も入らないので体重が足りなくても本当はこんなことしない方がいい。
自分たちの他に男女四人グループが居た。
体重の重い順に飛ぶらしく、男女四人グループの中の手の甲に100と書かれた男性が一番最初に飛んだ。その次も男女四人グループの男性だったのだが、怖くて飛べないとのことで飛ばずに引き返してきた。2.8万円払って飛ばないなんてあるのか!?と思ったが、月1人くらい居るらしい。
地獄耳を活用して集めた情報によると、男女四人グループは会社の同期か何からしく仲良くて凄いな〜と思った。社会に出たことないのでそう思うだけかもしれないが。
次にフォロワー二人が飛び、その次に男女四人グループの女性二人が飛ぶ。そして最後に自分が飛んだ。
「5,4,3,2,1バンジー!」という早すぎる掛け声と共に地を蹴る。
モモンガになった気持ちで飛ぶ空はめちゃくちゃ気持ちよかった。バンジージャンプ最高!
初めてにしては上手に飛べた気がするが、腕に着けたカメラのことを途中まで忘れて景色をグルグル見渡していた。思い出してから顔が映る位置に腕を上げたりした。思っていたより緊張していたのかもしれない。

落下途中の自分

台風が迫ってきているので、バンジーが終わって解散! 帰宅! としたいが予約した指定席があるのでその時間まで待機して帰宅した。

修学旅行以外で家族ではない人と旅行したのはおそらく初めてだったが、最初から最後まで満足たっぷり! 皆バンジージャンプしよう!


それでは、また。

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