当時日本一高い100mからバンジージャンプをして「自〇するなら飛び降りはやめよう」と思ったよ
はじめに
高低差100mの当時日本一高いバンジージャンプを体験した際に色々と思ったことを思考整理も兼ねてnoteに書きます。ホスト5人と一緒に飛びました。思考整理のオチはタイトルで書いてしまいましたが…。
記事は自〇を推奨する意図は一切ございません。
↓辛いならここに電話すると良いらしい
本編
バンジージャンプやるぞ!!!に至るまで
大学卒業後は既卒無職となり日々自宅と図書館を往復する大正時代のニートみたいな生活をしていたのですが、流石にずっと無職はヤバいかな?となり働くことにしました。
色々あって茨城県へ赴任することになり、ありがたいことに赴任先より3LDK庭付き一戸建てと自家用車(プリウス)をあてがわれたのですが、庭は速攻で雑草ボーボーになり日々ジャングルと化し眺めるしかなく(「除草剤は近隣の田畑に影響を与える恐れがあるかもしれないので撒くな」と上から指示されたのでなすすべもなし!)、そもそも娯楽が無いので毎週土曜日はイオンモール土浦・イオンモール水戸・イオンモールつくばをローテし日曜は大洗に赴き戦車道に邁進するか図書館で映画のDVDを借りて鑑賞する生活を送っていました。『猿の惑星』全部見ました。
イオンモール巡りに飽きると次は茨城県各地のブックオフの巡回です。イオンモール土浦は活字の本の取り揃えは微妙だけど漫画の品揃えが豊富だし頻繁にセールもしているから漫画買うならオススメらしいね。
東京へもたまに行ってフォロワーさんと酒飲んだりしていたのですが、水戸から東京は特急で1時間弱で片道4,000円近くかかります。なかなか気軽には行けません。
土日に飽きる。僕はイオンモールとブックオフを巡回するために生まれてきたんじゃないんです(;_;)
そんなとき、きっかけは忘れましたが「竜神大吊橋」の存在を知りました。なんと(当時)日本一高いバンジージャンプがあるとのこと。こういう時に悩んでも仕方がありません。茨城県で働いている今しかない。当時バンジージャンプの料金は3万円近くして安い金額ではなかったのですが、マジで休日やることないので脳死で予約しました。
バンジーするぞ!!!
翌朝、車を走らせて現地到着です。
まず橋の上を歩いてみました。ついでに柵越しに下を見下ろします。
いやこれ意外と余裕ちゃう?全然高い気がせえへん。いけるでこれ!と一人で勝手に余裕ぶっこいていました。はい、いつもの「謎の自信感と無敵感覚」の発動です。ノリノリで受付へ行き、「死んでも文句言いません」類のサインをし諸々と説明を受けました。バンジージャンプは6人一グループで飛んでいきますとのこと。なるほど。以下、その他の事務処理や説明は割愛。
陽キャ×5人「ちわ~~~っす!!!」
おれ「!?」
ビビりました。髪の色が鮮やかでセットが完璧なのはもちろんのこと、頭の上からつま先まで洗練された出立(いでたち)、容姿も整っています。僕は一瞬で借りてきた猫みたいになりました。嘘です。気配自体を消しました。
スタッフ「それでは今回はこの6人でバンジージャンプをします」
陽キャ×5人「ウェ~~~イ!!!」
おれ「ッス(マジで「ウェ~~~イ!!!」って言うんだ…)」
スタッフも陽キャなんですよ。ていうかバンジージャンプのスタッフが外国籍の人が多いのはなんでなんすかね。白人ってだけで陽キャバフ掛かって反則ですよ。
スタッフ「それでは!まずバンジージャンプする順番を決めてください!!!」
おれ「(気配を消している)」
陽キャ×5人「お兄さんどうぞ~~~!!!」
おれ「エ、イヤ、サイショニトビタイヒト…イタラユズ」
スタッフ「お兄さんお願いします!!!」
おれ「ハイ」
聞けば陽キャ×5人は全員ホストクラブで働いていて、今日は罰ゲームで来た・姫たちが俺たちホストがバンジージャンプするのを眺めているんすわ!!!とのこと。すげーなホスト。僕は出来る気がしませんが、門前払いされるのでいらぬ心配でしたね。
色々と準備を終えて飛び降り台に行き、下を見ます。
…無理です泣
いやいやいや無理無理無理。無理です。飛べません。いや本当に。これまでテレビで女芸人がバンジージャンプする時に「無理無理!!!」と叫んでいるのを見るたび「さっさとしろよ」と思っていましたが、完全に気持ちを理解しました。ごめんなさい。柵があるか無いかでこんなに受け止め方変わる???ちょっと順番変えてもらっていいですk
スタッフA「じゃあ今からスリー、ツー、ワン、バンジー!!!と言いますんで!」
スタッフB「バンジー!!で飛び降りてくださいね」
ホスト×5人「お兄さんファイト~~~!!!(クソデカい拍手)」
おれ「エ、マダココロノジュンビ、デキテナクテ」
皆さんお構いなしです。オタクにヒューマンライツはない。
スタッフA「スリー!」
スタッフB「ツー!」
ホスト×5人「ワン!」
スタッフA、B、ホスト×5人「「「バンジーーー!!!」」」
流石にここで飛ばなかったら興覚めになるのは分かっていたので、飛びました。これもう半分自殺だろ。ちなみに飛ぶ瞬間は写真撮影されますよ!
おれ「あああああああああああああああああああああ(マジで叫び声上げた)」
今までの人生の中で体験したことがない「情報量」が五感を襲いました。地上100mからの飛び降りは異次元過ぎる。猛烈なスピードで視界が水面に近づきます。風圧もヤバいです。とにかくヤバイです。(ボキャ貧)
視界が水面に近づいてきます。お!?ここで死ぬ感じ?あの世のライフも楽しみだな~と思った刹那、身体は突如、上方へもの凄い勢いで運ばれます。紐の張力が働くんですね。イメージとしては三角関数のグラフみたいな軌跡でしょうか?
つまり、バンジージャンプは一回飛び降りて終わり!ではない。二回戦…三回戦…と何度も上下移動を繰り返します。ただこれに関しては一回戦のインパクトがヤバいので、「お~www」なノリで楽しめます。これはマジ。
僕はこの時に決心しました。もし自〇するとしても(する予定無いが)飛び降りは絶対にしないと。飛び降りる勇気があれば何でもできるよ。本当です。100mから飛び降りた俺が言うから間違いない。
次はホストの番です。味わえ!俺と同じ苦しみを!!!
ホスト「俺は…後ろから飛び降りるぜ!」
他のホスト「ヒュ〜〜〜!!!!」
おれ「(海馬瀬人?)」
ダメだレベルが違うわ。以降、僕は終始拍手だけするの地蔵と化しておりました!語ることはありません!
ちなみにですが、バンジージャンプしたあとはアドレナリンがドバドバに出ます。僕もめっちゃ興奮しながら帰りにブックオフに寄って本を買いまくりました。夫婦orカップルでバンジージャンプするとそのあとは過去イチで熱くなるんじゃないでしょうか?知らんけど。僕は彼女すらいないんで。
おわりに
「俺、日本一高い100mからバンジージャンプしたんすよw」でイキりまくっていたのですが、最近岐阜県で215mのバンジージャンプが新設されました。僕のアイデンティティの一つが無くなりました。200m越えて。ヤバいやろ。
一緒に行ってくれる人募集中です!100mも215mも変わりません!多分!!!お気軽にTwitterにDMしてくださいね!
ちなみに当然スカイダイビングも予約しましたが二回連続悪天候で中止になった経緯があるので、静観中です。逆に晴れたときに実行して死ぬかもしれん。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
以上
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