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ワタシの大・働き方改革

長年勤めた所を辞めて間もなく1年。
今の自分と去年の自分を比べてみる。

①収入:以前よりは減っているが1か月の暮らしを回せるだけの金額は毎月ある。
②休み:週3日あるので家事と休息だけで休みが終わることがない。
③自分時間:②のおかげで趣味の中国語学習の時間が確保されている。
④その他:以前のように職位を持たない仕事をしているので、休みの日に仕事の連絡が来たり仕事のストレスを毎日家にまで持ち帰るということがまるっとなくなった。


”やりたいこと”ではなく”やらないこと”を基準に新しい仕事を探した結果、最終的にワタシが選んだ働き方は2つのアルバイトを掛け持ちするという方法。
人によっては「収入が安定してない」「ボーナスがない」とか「保障されてない」とか色々思うことがあるかもしれないが、この自由度の高さが今の自分のライフスタイルに大フィットしていてとてもよい。

ひとつは今までもやってきた接客業、もうひとつは資料を用意したり倉庫の整理をしたりする営業事務のお手伝いさんという、いわゆる雑用係で生計を立てている。

接客業の方は今までと違い何か起きてもカバーするのが自分ではなくカバーしてもらえる方だし、雑用係の方は言われたことだけをちゃんとこなせばいいだけだ。今までのように「勤務中は常にマルチタスク」なんてことはない。職場もアットホームでいつも皆さんによくしてもらっている。
前までは自分が職場の雰囲気を作ってみんなに声をかけないといけない方だったので、これも今までとは違う。

退職後に職業訓練学校に通っていた(この話はまたいつか)ので新しい仕事を開始したのは今年の3月末から。残念ながら直後にコロナの影響で勤務日数が激減。その時はそれが理由で掛け持ちをすることに決めたが、この決断がすごくよかったなと今は思う。

ここからは掛け持ちを始めたあとから気づいたよかったこと。

それまでのワタシは、過去に留学をしていたこともあり1年に3~4回台湾旅行へ行っていた。ただこれが、以前の仕事の時は3連休を取るのにも同僚に協力してもらわないと取れず(他の人はバンバン連休を取るのに…。)毎回1泊2日の弾丸旅しかできなくて時間との戦いのような旅になってしまっていた。

新しい仕事を探す際の条件として週休3日を入れた理由に弾丸ではない台湾旅行に行きたいというのも元々あったのだが、掛け持ちならそれぞれを2日ずつ休めば気軽に3泊4日等少し長めの旅ができることに気づいた。今はまだ今までのように自由に出入国できないが、その日が来るのが今から楽しみだ。

あとから気づいた掛け持ちのよさ2つ目は、片方のシフトの増減に合わせてもう片方を調整し収入と週3休みが保てるということ。

後から始めた方の仕事が緊急事態宣言中も通常運営するくらい忙しいところで、希望したシフトはほぼ出勤することができる。
実際今の勤務の割合は1:9で後から始めた方の仕事が多く主な収入源となっているくらいだ。
勤務の安定しないシフト制のアルバイトでも工夫すれば必要な収入と休みが得られることに気づいた。

あとから気づいた掛け持ちのよさ3つ目は、この身軽さ。
やりたい仕事がない今は自分のスキルを磨く期間としている。
もしいいチャンスがあった時、今の働き方ならすぐに動くことができるし、今の職場で万が一何かトラブルに巻き込まれたとしてもすぐに逃げられる。
この身軽さは色々な意味で重宝すると気づいた。

退職から約1年。ここまで来るのたくさん悩んだし、何度も自分と向き合った。年齢の割に収入は少ないので今のワタシの暮らしぶりが周りからどう見えているかは分からないけど、自分で起こした働き方改革のおかげでワタシは今、心も体も常に安定している。

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