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点と線と面、アイデアについて
アイデアが思い浮かばない、という話を聞いて勤務中、アイデアについて考えていた。
アイデア、という言葉にはいささか高尚な、ともすれば天啓の様に降りてくるものだ、という認識が世の中には多いのかもしれない。何も、先進的なアイデアに限らず、アイデアというのはもっと簡単なものなのではないか、と思ってしまった。
だからと言って、アイデア出しに苦労したことがない人間ではないし、なかなか文章が書き進まないことも当たり前にある。
だけれど、アイデアというモノ自体はそんなにレアなモノかな~? と疑問だ。
この際だからアイデアについて考えたことを書いていこうと思う。
まず、アイデアには二つある、と思った。
点的なアイデアと、線的なアイデア。
点的なアイデアとは、例えば「将棋」とか「宇宙」とか「マウス」とか、そういう単語の単独的なアイデアだ。
おそらく、創作物などで、やりつくされている、とか、ありきたりな、と評されるアイデアはこの種類なのかな、と思う。
例えば「将棋」を題材にした小説、もしくは「宇宙」をテーマにした絵。
線的なアイデアというのは、簡単に言ってしまえば、「自分」の、「対象」への「解釈」のこと。
例えば、「自分」と「猫」だったならば、「奇妙な同居人」という言葉が思い浮かべられる。(自宅で猫を飼っているので)
そして、「奇妙な同居人」という言葉を抽出すると、新しいアイデアが見えてくるのではないかな、と思う。
ほかにも例えば、「将棋」を自分なりの解釈をすると、将棋はnotスポーツでありながら、熱いスポーツの側面を持ち、棋士はアスリートの様相をしているボードゲーム、という解釈がある。そのゲームを熱くプレイするeスポーツアスリートの話が書けないかな、と連想もできる。(アイデア、なんてそんなもんでいいと自分は思う)
つまり線的なアイデアとは解釈のことなのではないかな、と思った。単純に持論でしかないけど。そういう、自分の、他者への「解釈」であり、言ってしまえばモノとモノの「関係性」のことだ。
線的なアイデアの方がおそらく”より優れた”アイデアと評することが多いのかもしれない、などと考えた。
発展して、点があり、線があるならば、面的なアイデアもあるだろう、なんて発想に至った。
関係性の軸が三つある、三点以上の点がある相関図的な関係性の面。
時間によって関係性や解釈が変形する、という面。
面的なアイデア。おもろそうだ。
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……などと書いていて、点的なアイデアはそのまま線的なアイデア、線的なアイデアは面的なアイデアなのではないか、ここまで書いて、思ってしまった。
点的、と書いたのも例えば「フォーマット」×「題材」だし、
線的、と書いたのも「フォーマット」×「題材」×「自分の題材への解釈」だし。
そう考えると、解釈に頼らない創作や創造物なんてありえないな、とも思う。
でもできるだけnote書いていこうと思うので、あえて消さないでおく。
しかしあれだ、昼間よりも、勤務後の疲れ切った夜の方が頭正常に働いているな…………夜型?
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