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可愛い可愛いうちの次男やねちゃんのおはなし🐈‍⬛

この記事を見つけていただきありがとうございます


今回は次男やねちゃんについてお話します。


サムネイルの黒猫ちゃんがやねちゃんです。甘え上手で可愛いくて、大きくてなが~い猫ちゃんです。  


やねちゃんとの出会い

牛舎猫時代のやねちゃん

やねちゃんはもともと、実家の牧場で産まれた牛舎猫でした。私が大学を卒業し、実家に帰ってきた年、2020年5月に牛舎の壁と牧草ロールの隙間で産まれました。お母さん猫はごろみ。やねちゃん♂、ちょび♀、みけ♀、ちょこ♀の4兄弟。

下から順にみけ、ちょこ、ちょび、やねちゃん

この年はベビーラッシュで同い年のお友達もたくさん産まれました。子猫たちは、牧場の中や外で遊び、たくさんの母猫にお世話され(共同で子育てしてた)、すくすくと育ちました。

大人の猫たち総出で子育て

やねちゃん行方不明事件

その年の7月頃、順調に育っていた4兄弟でしたが、やねちゃんだけが一度、行方不明になりました。たくさん探しましたが見つかりません。「きっとキツネか野良犬にやられてしまったのだろう」と思いました。

それから1ヶ月程経った8月頃、なんと、牛舎の屋根裏でとっても元気に成長したやねちゃんが発見されました。子供のいない母猫(ごろこ)が自分の子として、屋根裏でこっそり育てていたのでした。

手前が育ての親ごろこ、真ん中がやねちゃん

この頃から、『屋根裏のやねちゃん』と呼ばれるようになりました。安直な名前です。でもかわいい。



サルモネラ伝染病の脅威

そんな中、2020年8月に牧場内の牛でサルモネラ菌による伝染病が発生してしまいました。この年は、網走管内や根釧地域でも流行していました。

この伝染病は、菌を持った牛のふん便から他の牛へと移ります。人にも感染する、人畜共通感染症であり、届け出が必要な伝染病です。一度発生すると、牛舎内のサルモネラ菌が無くなるまで、ふん便検査と抗生物質治療が続きます。抗生物質治療をした牛から出た牛乳は出荷できないため、牧場は大打撃を受けました。

もちろん猫にも移りますし、牛舎通路を歩いた手足で牛の餌場を歩けば、他の牛にも移り、被害を拡げてしまいます。牛の獣医さんからのアドバイスもあり、牛舎猫達ができるだけ、牛舎内に入らないように工夫することになりました。 


事務所の中で飼ってみたり、里親を募集したり…。私の住んでいる住宅のお外でも数匹飼うことになりました。なかなか大変でした。何より、そのときの牛舎猫達には急なお引っ越しなどでとても負担をかけてしまったと思います。

苦労をかけてごめんね…協力してくれてありがとう!


このとき、やねちゃんも私の住んでいる住宅に引っ越してきました。はじめは、他の牛舎猫と一緒にお外で過ごしました。ですが、屋根裏で暮らしていたやねちゃんは人一倍寂しがり屋で臆病な猫ちゃん。住宅の中に人が居るとわかると、リビングの窓の網戸をよじ登り、破壊し、何度も何度も住宅内に侵入を試みました。まるで、ミッション・インポッシブル。人が大好きでした。

初めてリビングに入ったやねちゃん
兄弟猫のちょびが侵入を試みているところ



キキさんにお友達を

やねちゃんは思い入れのある猫で、黒猫のやねちゃんを見ていると小さい頃のキキさんを思い出しました。

ちょうど、そのとき4歳になったキキさん。私が仕事などで留守にする時間も長く、お友達が居れば寂しくないかなと本格的に考え始めた頃でした。旦那さんとも相談して、やねちゃんをお迎えすることを考え始めました。

トライアル中のやねちゃん

地元の動物病院で診てもらい、血液検査、駆虫などが終わった2020年10月頃。やねちゃんを正式に家族として迎えました。 



長くなりそうなので、第二回に続きます…!


ここまで読んでいただきありがとうございました

またどこかで。

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