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ミラーレス一眼に苦しむ

 最初は上手くいってた。今年春に  EOS Kiss M  を買って、マニュアル露出で撮りまくって満足してた自分。写真の才能があるんじゃないか? そう思っていた。

(下の5枚はEOS)

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 ずっと昔から IXY ばかりを使っていたのだが、カメラの調子が悪くなってしばらくはスマホで撮るようになっていた。galaxy S9 のカメラ機能がなかなかに良くて気に入ってたため別に問題なかった。S9 カメラを「プロ」という撮影モード(マニュアル露出)にして撮る。いつもそうしてた。

 そのうち、「プロ」という言葉にすっかり勘違い。撮影モードのことだというのに、自分の腕がいいというマジックに罹っていた。いつもきれいに撮れてたから。

(下の5枚はgalaxy)

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 あれ? スマホでこんなにきれいに撮れるなら高性能のカメラを買ったら楽勝で素晴らしい写真が撮れるんじゃないか? そう思ったのが運の尽き、高い買い物をすることになる。

 EOS を買ってミラーレス一眼の意味も知らず、撮影の仕方もよく知らない状態で調子に乗って何枚も撮ってた。適当にいじってくうちにマニュアル露出は意図せぬ謎の設定になり、もとに戻せなくなってしまった。

 楽勝は間違いだった。

 撮りたいときにすぐに自分好みの設定にできないのは相当なストレスになる。上手く取れないなら宝の持ち腐れだし、ただの荷物でしかない。

 結局、簡単便利なスマホで写真を撮るという、もとの状況になった。悲しい。

(下はgalaxy)

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 一眼を買ったのにぜんぜん使えてない「ダメな自分」ときれいな写真を撮れてる「腕のいい(?)自分」が常にセットでいた。ああ、もうめんどくさい。何、この統一出来てない自分。撮りながらいつも引き裂かれた2人の自分と一緒だった。

 ダメな自分をもっと知ることになるかもだけど・・・。春に一緒に買っていたEOSの撮影ガイドという本を見て、一から使い方を覚えるしかない。そう思ったのは9月に入ってから。なんでもお手軽にやりたい自分にとって情報量が多過ぎの本だ。ほぼ開いてなかった。


 複雑なマニュアル露出をいったん止めて、先ずは使い方が楽なクリエイティブフィルターという撮影機能に慣れることにした。

(下の5枚はEOS クリエイティブフィルター使用)

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 きれい。

 カメラマジックのおかげでもとの私を取り戻しつつある。楽しく撮っているの、想像できますよね。



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