「知らんけど」の効力
友達から重めの相談を受けて、その後に自分の考えを伝える時。
ある話題に対してちょっと熱く語ってしまった時。
自分の本音・感覚で話してしまい、エビデンスがない時。
私は最後に「知らんけど」を付け足す。
「私は〜だと思う,,,。知らんけど」
それは、自分の話・考えを伝えてはいるが、曖昧なものにすると同時に、相手に判断を委ねる(選択の幅をきかせる)。
押し付けがましくないけれど、自分の意見はこれだよ!って伝えて、あとはあなたが判断してね。っていう魔法の言葉が
「知らんけど」
なのだ。
例えば....
「私だったら、その人と別れると思う。だって、自分と同じ歳の子どもがいて、まだ奥さんと離婚も成立していない。そんな状況で、自分が幸せになれる未来は見えないから!...知らんけど。」
「この本、本当に面白かった〜!!!特に科学的な目線から「私とは何か、幸せとは」といった哲学的なテーマを扱っているところが最高!ただ、テーマが抽象的すぎて、全体像は掴みやすくなったけれど、だからどうする?みたいな具体的に落とし込んで考えづらいところが少し残念...。知らんけど。。」
「多くの大学生が渋谷で飲み歩いているっていうけれど、少なくとも私や私の周りは自粛しているし、オンライン授業へと移行で、むしろこの生活に順応している。一方、ある政治家たちは会食をしているし、バイト帰りの電車の中で酔っ払ったサラリーマンを見ることも少なくない。大学生が〜という前に社会人であるあなたたちの行動も振り返ってほしい思うし、そっちの方がひどいのでは?と思う。知らんけど!」
「知らんけど」を最後に付け加えることで、私はちょっぴり”本音と建前のリミッター”を外すのだ。
ちょっぴり無責任に発言できる「知らんけど」の効力はすごい。
知らんけど。
仏)Je ne sais pas. 英)I don't know.
いつもありがとうございます☺️