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Tinderとジェンダー論


Tinderユーザーの友達と話していたら思わぬ展開でジェンダーの話に発展した時のエピソードです。

【登場人物】
私:日本人。平凡な女子大生
アリア:バングラデシュ出身。大学院に通う24歳。
-去年カナダでシェアハウスに住んでいた時の話です-


昨日の夜、Tinderデートしてきたアリアが
「さ〜、私のエピソードタイムよ〜」と話しかけてきた。


ちなみに彼女はTinderをすごくよく使っていて、デートもよくする。
なんなら今日の夜も別の相手とデートである。

一回知らない男が家にいた時は本当にびっくりした(このエピソードも機会があればいつか書きます😂)


そんな彼女と私は、”エピソードタイム”といって、彼女が昨晩あったことを次の日の朝、シェアするのがお決まりになっていた。
まあ、彼女が「昨日の男はこうだった」とか言って、私がその話をうんうん、と聞くだけなんだけどね。

昨日の相手はメキシカン、30歳。


ながーい話を要約すると、
ナイスガイであるが、女は家にいるべき的な考えの持ち主。
彼は、妻にはなんでも買い与えるから仕事をして欲しくない。
女は家事、育児をするべきである、と思っているらしい。

へー。


アリア:「彼は30歳だし、今からそのマインドを変えるのは無理そうだから、もうリレーションシップは持たないと思う」

確かに。30歳か〜。その人次第ではあるけど、マインドガチガチの可能性大だな。


私:「私もその考えちょっと無理かも。その人がどう考えるのかは自由だけれど、それを強要されたら、(私はその考え嫌いだから)関係を続けることはできないかな。」


そして彼女の出身地であるバングラデシュの話になる。
アリア:「バングラデシュでは男尊女卑がまだまだ強く残っている。もし結婚した場合、夫は妻にお金を払わなくてはいけない。それも結構な大金!
でもそれって妻をお金で買っているみたいなものじゃない?
所有するためのお金みたいじゃない?」


私:「そんなシステムがあるんだ。日本にはそういう決まりはないけれど、家事育児は女性が受け持つことも多い。女は家にいるべきって考える人も一定数はいるよ。」
(ある会社の社長さんと話す機会があって、その時に「女は働かなくて良い。女の幸せは、良い男を捕まえること☆」って言われて「え?」ってなった)


でも、日常生活において、ましてや社会人でもない大学生の私が露骨な男女不平等を経験することはそこまでない。

それに、全ての男性が差別者なわけでもないし、フェミニズム運動によって逆に、男性に悪影響があると懸念するアンチフェミニズムの主張もわからなくもない。

また、「女であることを享受し、女らしさを楽しみながら生きたい。それと同時に社会的に不利な扱いを受けたくない。」を要求している(もしくは実現していると認識している)ポストフェミニズムの主張はとてもわかる。(目指しているところは結局、本来のフェミニストと同じような気もする)


では、何が問題なのか、

社会的に不利な立場に女性を置くのは論外で、

「女らしい」服装をしている女性はセクハラの被害にあってもしょうがないという「常識」や、女性的魅力を含む能力を用いて仕事をしている労働者(アイドル、風俗関係者)の権利保障が不十分であることを「仕方ない」「当然である」と思ってしまう「常識」これを変えていく必要があると思われる。

私は”自分”を楽しみたい!って思っているよー

って話でした。

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この話題、未熟な私にはまだまだ難しいし、正直全然、まとまっていません。何か思ったことがあれば誰でも気軽にコメントしてください。

最後まで読んでくれてありがとうございます☺️

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