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私を支えるもの

今日は暑かったね。羽毛布団をしまいました。
もさっとしたのをしまうだけで、部屋がすっきりして見えます。


先日久々に開いた詩集と今日観た映画のことを少しだけ。

詩集というのは、銀色夏生さんの『私を支えるもの』というやつ(noteタイトルに拝借しました)。
私はこの方のエッセイ本も数冊持っているのだけど、これははじめて手に入れた詩集なの。

ぼんやりしたものとか一見わからないものに向き合い自問しているような言葉たち。読者に伝えているというよりも彼女自身の内の言葉だからこそ、読んでいる私自身の内側にまで言葉が届く感じがするのかなあと。

私はいろんなものに支えられているけれど、私を一番強く支えるのは私自身だなと、この詩集を読んで思った。私が何を捉えるか。どの感情を選ぶか。
失うことも、思い違うこともあるから。


それでね、映画は『私をくいとめて』を観たんだけど、大九監督の作品に出てくる女性がすごく好きなんだなと気づいた!『勝手にふるえてろ』も大好き。

どちらの作品も主人公は自分の内側との対話をものすごくしている人。もちろん他者との関わりの中での変化も描かれるのだけど、出発地点が「自分」。

変わっているけれど特別ではない個人の小さいけれど大きな意識の変化が描かれているのがとても好き。観たあと私も主人公になれた気がするの。

今はまだうまく言えないけど、この感覚を大切にしたいな、

気になる人は是非読んだり観たりしてみてね。





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