【前十字靭帯断裂の旅】これまでで一番不安に感じたかもしれない手術後13週目

理学療法士さん監修メニューの後、はじめて筋肉痛に

12週目後半くらいから、自主トレのメニューを少し見直して、シングルレッグデッドリフトやシングルレッグスクワットなどを少しずつ始めていました。しかし、同じ筋トレをこなしても、左脚や左のおしりは何ともなく、右脚や右側のおしりだけが筋肉痛になる時があり、なかなか難しいなと思っていたところ、待ちに待った通院リハビリの日がやってきました。最近、ふとした時に膝の不安定感が増した気がするので、それも相談しました。

新しい整形外科での通院リハビリは今回が2回目。その日提案されたのは、プライオボックス上でおこなう2種類のシングルレッグスクワット、床で行うシングルレッグデッドリフト(片手を床につくバージョン)の3つのトレーニング。全身鏡で膝の揺れをチェックしたり、膝の動きをサポートしてもらったりしながら、10回3セットくらい行いました。

実は、トレーニングをしている時はとくにきつい感じはしなかったのですが、次の日にはしっかりと左裏ももと左のおしりが筋肉痛に!理学療法士さんが組み立てたメニューの威力を実感しました。

過度なトレーニングで再建靭帯を酷使していた疑惑

手術後2~3か月にあたる現在は再建した靭帯が一番弱い時期。一般的に、手術後3か月頃までは、再建した靭帯の強さは通常の30%といわれていて、オーバーユースなどにより、再建靭帯のゆるみや再断裂が起こってしまうことも稀にあるようです。

私は、この事実を知りつつも、ここ2~3週間くらいは運動したい衝動や思うように動けない焦りのようなものを感じ、オーバートレーニングをしてしまっていたかもしれません。

例えば、今の時期にレア感がある晴れの日には、張り切って散歩や自転車乗りに行っていました。また、朝晩2回、下半身のエクササイズをする日もありました。そして、確かに休息日が減っていたかもしれません。反省。

理学療法士さんによると、今は下半身のトレーニングは3日に1回くらいに抑えて、モビリティとコーディネーションの向上を優先した軽いエクササイズに重点を置きましょうとのことでした。現在は、週1回の通院リハビリですが、もう少し再建靭帯が落ち着いてきたら、週2~3回の通院に切り替えて、ストイックにトレーニングをしていきましょうと言われています。

やはり、焦りは禁物。手術後の初期リハビリは基本に忠実に、上を見過ぎないで地道な努力が大切ということですね。

けがをしていることを忘れる瞬間がたまにある

最近、ふとした時の「ヒヤリハット」に気を付けなければいけないと感じています。それは、まだまだ膝まわりのこわばりや痛みなどはあるものの、左脚を気にせずに「普通っぽく」過ごせる時間が多くなってきているから。

日常生活の中の何気ない動作をする時、段差や自転車から降りる時、泳いでいる時のクイックターン時などに、必要以上に左脚に体重を掛けてしまったり勢いよく体重を乗せてしまったりということがたまにあるので、膝が入って関節がポキッと鳴ることや瞬間的に膝の表面に軽い痛みを感じることが何回かありました。

また、左脚が100%の動きができないせいで右脚に負担がかかってしまうことも多く、右膝の鵞足炎が再発しそうな感じもするので、今一度気を引き締めて無理をしないようにしていきたいと思います。


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