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【前十字靭帯断裂の旅】現状編(けが後約1か月)

私が左膝の前十字靭帯を断裂してしまった日から、約1か月が経とうとしています。インターネット上などでは、けがから3~4週間が経過すれば日常生活に支障がない程度に回復するという情報を多く見ますが、私の場合は、お世辞にも日常生活に支障がないとは言えない状態です。

見た目はほぼ健康な膝ともいえる

けが後2~3週間くらいまでは、それほどではないものの、左膝まわりには腫れや熱っぽさが残っていました。
けがからおよそ5週間ほどが経つ現在では、健康な膝とほぼ変わらない見た目へと変化しています。

正直ギリギリ日常生活が送れるくらい

ACL損傷に関する情報で、「負傷後3~4週間で日常生活に戻れる」というものをよく目にします。
しかし、経験則では、「日常生活に戻れる」というよりは「(注意と努力で)ギリギリ日常生活が送れる」というレベルです。

私の場合は、膝を伸ばす伸展運動については、違和感や痛みを除けば、ほぼけがの前の状態に近づいているといえますが、膝を曲げる屈曲運動については、自転車が漕げるとされる110度には達しないといったところでしょうか。

けが後からこれまでの身体活動

実際のところ、日常生活においては、今まで「普通にしていたこと」や「何も考えずにしていたこと」がほぼできない状態です。

また、上半身を中心とした自重トレーニングや低負荷トレーニングのほかは、通常のウォーキング、ランニング、スイミング、サイクリング、トレッキング、ヨガ、ストレッチなどのすべてのことができない状態が続いています。

これまでに、私がそれなりの安心感と自信を持ってできるようになったことと目安となった時期をあげていきたいと思います。

【けが後すぐ~】
・5分程度の歩行
・平面の歩行
・階段の上り
・洋式トイレの使用
・座位姿勢や短時間のデスクワークなど

【けが後1週間~】
・10分程度の歩行
・3cm程度の段差の歩行
・短時間の立位姿勢
・車の運転

【けが後2週間~】
・片足立ち
・上半身の筋トレや下半身の体操
・ワンビートでクロール
・プルでバタフライ、バック、ブレスト
・低負荷のクイックターン
・水中逆さまで右脚前スプリット

【けが後3週間~】
・5cm程度の段差の歩行
・ショッピングカートでの買い物
・料理、洗濯、掃除機がけなどの家事
・バイシクルクランチやロシアンツイストなど
・ツービートでクロール
・ワンビートでバック
・足首のフレックスとポイント

【けが後4週間~】
・低負荷のエアロバイク(マシーンによっては不可)
・レッグオープンなど
・スカーリングしながらのゆっくり小さなキック

【けが後5週間~】
・パン作り
・階段の下り
・水中スクワット

いまだにできないこと

・15分程度の歩行
・人口密度が高い場所や子供が多い場所の歩行
・和式トイレの使用
・ストレッチ
・ジョギングやサイクリングなど
・プランク、スクワット、ダウンワードフェイシングドッグなど
・ブレストのキック、立ち泳ぎ、通常のクイックターンなど

ACL再建手術まであと3週間ちょっと

ここまであっという間の1か月だったと言いたいところですが、いつもよりもかなり長く、いろいろな場面で辛抱強さが求められるひと月に感じられました。
ACL再建手術まであと3週間ほど。まだまだ私の旅は始まったばかりです。


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