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選挙

恥ずかしながら、24歳にして生まれて初めて選挙に行った。

幼い頃から両親に連れられて投票所に行っていたので、選挙に対して抵抗があるわけでもなかった。
行ったほうがいいんだろな、とは思っても、行かなきゃいけないものだとは思っていなかった。
選挙は"大人のもの"という意識が強かった。政治は"どこか自分とは遠いもの"と思っていた。

会社という組織に入って仕事をするようになり、いろいろなニュースを見、聞き、私も一人の人間として「社会」と関わっているんだなあと実感することが増えた。
やっと政治と自分の生活が結び付いてきたような、そんな気がする。

そもそも選挙に関する知識も、高校生で習ったはずなのに全く覚えていなかったので調べた。頭が悪いなりにも、選挙に関するサイト等を見て、どこに投票すべきかを考えた。
「あなたに合う政党診断」なるサイトがあったのはとても有り難かった。
だいぶ遅いスタートになってしまったが、これでようやく社会の中に人間として入れた気がした。
本当はもっともっと考えて投票すべきだと思うので、大人になれたとは思っていない。

今回の選挙は、SNSでアーティストや芸能人が触れることが多かったように思えた。ああ、選挙ってそれほど大事なんだなあと今さら理解した。
「私の一票で未来が変わる!」なんてそんなキラキラした考えは持っていないし、さほど変わらないとも思うけど。(いわゆる"さとり世代"なので。)

選挙に行かない、政治に無関心な若者の全てがこういう考えではないと思うのでこれがザ・若者のリアルとまではいかないが、少なくとも私のリアル。

なのかもしれない。

初めて選挙に行って感じたこと。

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