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声の正体


初めてお越しの方は是非こちらからお読みください


学生時代



私は学生の頃から数年ほど
ご縁があって巫女のお仕事をさせていただいてました。

※その頃は自分がミエナイモノが見えることを
周りには明かさずいました。
(知ってたのは家族くらい。)

そのお仕事中
神主さんから周りの掃除をするよう言われ
いつもなら駐車場や
本殿までの階段などの落ち葉を掃いたりするのですが

その日は何故かわからないけど
気がついたら本殿に立っている自分。

あれ?なんで本殿来たんやっけ?と考えてるのも束の間

目の前にあるモノは
小さな本殿にぎっちぎちに横たわる
金と白がまじった龍だった。

ビックリして二度見するけどやっぱりおる。

大きくてギラギラの鱗で
長い長い口髭
でもとてつもなく神秘的で
その存在に圧倒された。

ここで何か言われたんやけど
もうさっぱり思い出せない(バカ)

ずっと見ていたかった。

だけどそこで
ハッ!と我に返り、目の前はいつもの本殿。

何で姿を見せてくれたんやろうと
考えながら気づいたことが一つ。

いつも後ろから話しかけてくる声と
エネルギーと雰囲気が
とてもよく似ていたので

もしかしてこの龍が話しかけてくれてたんや!
と思い

そのまま長い間
自分には龍神が付いてくれていて
話しかけてくれてると思い込んでいた。


最近わかった本当の正体


そして時はたち、2.3年前
私の母とラインでのやり取り中
何かの話のきっかけで
母をサポートしてる人は誰やと言うことになり
霊視してみた。

頭の中に入ってくる映像
顔立ちや容姿、身長、喋り口調を
細かく伝えると

母 あれ?もしかして私のお爺さん?

と言われたので
お名前教えてくださいと聞くと

「〜たろう」

って言ってるよと伝えると

母 
うわぁーー!おじいちゃんやーー!
なんであんた知ってるんー!鳥肌〜!

と言われました。

よくよく母に聞いてみると
私の母が産まれる数年前に亡くなっていたそうで
お仏壇の写真でしか見たことがないと言われ

いや私もっと知らんやん?
誰?状態やねん。

と自分から名前名乗らせておいて
しかも自分のひぃおじいさんだったのに
扱いが雑。(ごめん)

だけど

待って、この声どっかで聞いたことある

雰囲気もエネルギーも身に覚えある。

え!もしかしていつも話しかけてくる人?!

嘘やろ!?

とちょっとパニックになったけど

何で私はずっと龍神やと思ってたんやろうと
苦し紛れにひぃおじいさんに聞いてみると

爺 
龍神てのはな創造神や
お前だけにしか姿も形も描けない
唯一無二のもんや
せやけどおるにはおる
雰囲気がわしと似てると感じたんは
わしのことをお前がただ知らんかっただけや
勝手にお前が龍神やおもただけや
せやけどわしらと次元が同じやから
エネルギーも同じやわな

と、ばっさり切られました。笑

ほんまにごめんよひぃおじい

と謝り倒して
いつもありがとうと感謝の気持ちも伝えて

無事霊視終了。滝汗


ざっくりですが
私の後ろから話しかけてくれる人は
まさかのひぃおじいさんだった
と言う話でした。

後日談ですが
私のおじいちゃん(母の父)と
ご飯を食べる機会があったので
ひぃおじいさんの名前と容姿、性格など
全て話したところ

おじいちゃん目を丸くして
「気持ち悪いなあ、なんで全部知ってんねん」
と言われました。

気持ち悪がらんといてよ〜

と言いつつも
昔の話を沢山聞かせてもらって
ひぃおじいちゃんの事をもっと知れて
心があったかくなりました。


ここまでお読み頂きありがとうございます。
ミエナイ世界の話はまだまだ続きます。



次回

「ひぃおじいと取り巻き」



霊視鑑定のお仕事もしています。
愉快な仲間たちとお待ちしていますっ!

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