「#マンガ感想文」ネタバレなし マンガ「サマータイムレンダ」の魅力を伝えるぞ

マンガ「サマータイムレンダ」 さあ褒めまくるぞ！

みんな欲しかったよね。
コピーロボット。

鼻ボタンを押して自分の身代わりに宿題やっといてーっていう、あのパーマンのちょー便利アイテム。

自分も欲しかったなー。

コピーロボットに試験受けさせたり、コピーロボットに毒味させたり、たまにはコピーロボットと対戦ゲームで盛り上がったり。

なんて妄想したなー。

うちの親父が双子なので、若い頃は兄弟で張り合ってたみたいな話を聞いて、羨ましいと思った事があったなぁ。

なんかそんな思い出が蘇る物語。

いやはやマンガ業界は凄いですね。
無数と言っていいほどの作品が溢れて、日々傑作が生み出されているのですから。

この作品は未だあまりメジャーなタイトルではないだろうが間違いなく傑作に入るだろう。

謎が謎を呼び、ページをめくる手が止まらないとはこの事。
夏真っ盛りの季節にうってつけの内容でミステリーホラーな話好きにはたまらない内容だ。

キャラクターも魅力的で特に女性の可愛さ、魅力をこれでもかと読者にアピールしてくる。
女性キャラが可愛いとやっぱりマンガの魅力がめちゃくちゃにアップするよね。

そーゆー意味で、このマンガはプラス100点加点されとる。
何点満点か知らんけど。

ミステリーにしばしば見られる説明くさい台詞回しがなく自然に世界観に没入できる。

この説明くささを感じさせずにミステリーモノを表現することの凄さ。
感服でござる。

セリフが少なくても理解できるように設計されていることの凄さ。
尊敬でござる。

お陰であれよあれよと読み進めてあっちゅーまに最新巻まで読んでしまった。

久しぶりだぞー、こんなに続きがきになるのは！
続きはよ！って感じだ。

色んな作品によってこのマンガが属しているであろうジャンルは手垢が付いているはずなのだが、料理の仕方でまだまだこんなにも未知の味わいへと誘ってくれるのかと驚嘆した。

伝統的な手法を用いながらも、新しい風も感じられる創作料理のような物語。

猛暑が続くこの時期、極上のミステリーホラーを堪能するのはいかがだろう。

兎にも角にも「サマータイムレンダ」激賞に値するマンガである。