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自分のことを好きになる方法
自分のことが好きですか?
そう聞かれて、自信を持って「好きです!」と言える人はどれだけいるのでしょう。
私の感覚では多くの人、特に私と同世代やもう少し下の世代の女の子たちは、自分に自信を持てないことから自分のことが好きになれない、むしろ自分のことが嫌いな人が多いのではと思う。
かく言う私も自分のことが100%好きじゃない。
容姿や性格や気になる点を挙げたらキリがない。
きっと、多感な思春期に友人や画面上の知らない人と比べてしまうことが多かったからだなぁと当時のことを思い出す。
度々、インスタグラムで質問を受けると「自分のことを好きになるにはどうしたらいいですか」と聞かれることがある。
質問をいただいたときにいつも思うのは、私も悩んだことがあるなぁと共感する気持ち半分、もう半分は自分を好きになる必要はあるのかなということ。
もちろん、自分のことを自分がいちばん愛することができるのなら、幸せだろう。
ただ、とびっきりの自己肯定感の持ち主だったり、ポジティブマインドであれば叶えられるかもしれないけれど、理想が高かったり、悪いところばかり見てしまう人たちにはなかなかにハードルが高い。
そんな人たちは必ずしも自分のことを全部好きになる必要はないと私は思う。ほんの少し、ちょっとでも「よいな」と思える要素があれば、この先のお守りになる気がする。
まずは自分を知る
私は自分のことを少しばかりでも好きになるために、自分のことを知ることから始めた。いつもは「こうだから悪いことが起きる」という思考に陥ってしまうけれども、それをぐっとこらえて冷静に受け止める。
私のことであれば、ちょっとしたことが嫌われてしまうんじゃないかとか、自分の容姿のコンプレックスが許せなかったり。
こんなことが起こったら他人の顔色を伺っちゃうな~この部位のバランスが気になるな~と考えるのは事実だけに留める。
意外と自分のことなのに細かなところは知らなかったりして、だんだんと自分を知ることが楽しくなってきたりする。悪く考える方に進みそうだったら、考えないように!とストップをかけることで負のループに嵌まってしまうこともない。
事実を認める
知ったことを認める。これが案外難しいこと。
ただ、悪いことも含めて「わたし」なので、好きではないけど、「こうなってしまう」くらいの認識にする。
自分は気になるけれども、案外他人は気にしてない。そういうことは多いので、深ーーくは気にせずにね。
自分を認められるようになったことのお話はこちらからも。
もともと、とんでもなく自己肯定感が低かったので認めることってとてもとても難しいのだけども、友人からの何気ない言葉を大切にしてみたり、言われたことを素直に受け入れたり。
そうやって、自分の中の否定する私を少しずつ現れないようにして。
どんなに小さくても好きなことを探す
私は「好き」が持つ力は大きいと思う。
自己肯定感が低かった私が唯一自信が持てたことが、自分が好きなことだった。
上手かどうかは他人が判断する部分もあるけれど、「好き」という気持ちは自分自身が持つものであって、他人が関与しない。
とはいえ、「好き」を極めることで、ふと友人から「いいね」と言われることがなんだか自分が認められたみたいで嬉しかった。
そうやって揺るがない好きという気持ちを心の中に持って、小さなアイデンティティとして形づくることができれば、自分自身をせめて肯定できることに近づくのだと思う。
そうこうしていくうちに
今までは小さなことでも、自分が原因でなくても、悪いほうへ悪いほうへ考えてしまっていた。だけども、そんな思考は気づいたらあまり現れずに、それよりも「どうしたらもっとよくなるだろう」と思えるようになっていった。
私の「もっと素敵な自分になりたい」欲も大きく関係しているだろうけども、好きじゃなかった容姿は骨格やパーツのの特徴を知って身体のラインを整えたり似合う服装やメイクに挑戦して新たな自分を発見できるようになったし、ネガティブなマインドはおおらかに考えるように意識したりいろんな人の考えに触れるようにして少しずつ変えていって、明らかに心持ちが変わった。
自分でいるのが嫌じゃなくなったし、私は私と思えるようになった。
「嫌いな自分」が「好きな自分」になるのは難しいけれども、「よくなりたい」と思う気持ちがあれば、どんな自分にだってなれるんだと思う。
人生はまだまだなんだから、最初の10~30年で諦めないで、少しずつ生涯なりたい自分になれるように生きていけたらな。
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