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持続可能な未来をつくるために私が意識している5つのこと


SDGsという言葉がいろんなところで目にするようになっている。それは企業理念の中に盛り込まれていたり、どうもビジネス目線であるなぁと思っている。

本当はみんなに関係あることなのに!

私は地球環境であったり今の社会や未来への影響に興味が出てからいろいろ調べたり、情報を目にする中で、サステナブルやエシカル、SDGsなどの言葉を知った。こういう話題にはカタカナ・アルファベットがつきもので、それが余計に「わかりにくさ」を助長し、なんとなく自分事として考えにくいのかなと。


SDGsについて詳しく知りたいと思って手に取った本に

SDGs(エスディージーズ)は、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月、ニューヨークの国連本部で行われた国連サミットで採択された、国連加盟193カ国が達成を目指す2016年から2030年までの国際目標です。

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とあった。

へぇ、日本だけで言われているのではなくて、世界全体の目標らしい。さらにこう続けられている。

地球規模の問題を解決するために「誰ひとり取り残さない」という共通理念のもと、SDGsでは17の目標と、それを達成するための169のターゲット(より具体的な目標、002)を設定しています。

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この説明を読んで、やっぱりこのSDGsについて関係ない人はいないんだと思うのです。


なんでSDGs目標を達成しないといけないのか、私なりの解釈


近年、日本でも猛暑や大雨など私でもわかるくらい変化を感じている。あとは、いろんなことを調べる中で安く提供される商品の裏には安い賃金と過酷な労働環境の中で働いている人がいることや、環境や動物に負担を強いていることを知った。

前述した本の中の言葉を使うと、「経済成長の恩恵を受けられないことで不満を募らせる人が増えることが社会を不安定化させる要因になり、めぐりめぐって世界経済に悪影響を及ぼす」「地球の裏側で起こったことでも『地球の住人』であると考えれば、他人事ではない」ということなのだろうと思う。


私の具体的なアクション

SDGsに限った話ではないのですが、私はよりよい生活を送りたいという願望の中で誰かを犠牲にするような生活はナンセンスと思っている。

だから、日々の生活の中で少しでも「やさしい選択」をするように意識してる。

それをSDGsの17の目標に当てはめて綴ってみる。


1. 買うものの基準を見直す


第一に、自分が手にするものに責任を持つようにしている。【目標12 つくる責任、つかう責任】になるかな。「つかう責任」にあたるのだけど、それはいちばん誰でもできることな気がする。

意識するのはお手入れしながらずっと長く使いたいか、なくしてももう一度買い直したいかということ。
その中には、生産過程がつくる人や環境に配慮されているかもあるけれど、デザインが心躍るかも大切にしている。こればっかりは諦められない。
逆に安いからという理由では買わない。安いものは安いなりの理由があって、大体が近いうちに手放す対象になってしまうのも経験済みだから。

ロスになるようなもの(見切り品の食品など)を選んだり、ゴミを出さない工夫(リユースする)も大切にしている。

具体的に綴るとほんとに長くなるので、簡単に言うと「エシカル消費」を意識。
それについては以前書いた記事に私の考え方を書いてます。


2.フェアトレードのものを知る、それを選択する


上述の買い物基準のひとつではあるけれど、生産者さんが正当な賃金であったり労働環境があることは、【目標1 貧困をなくそう】【目標2 飢餓をゼロに】【目標8 働きがいも経済成長も】につながると思っている。

そのために、いちばんわかりやすいのは国際フェアトレード認証ラベルがついている商品を知ること、選ぶことかな。
認証ラベルやフェアトレードについてはこちらがわかりやすいです。

イオンでも認証ラベルのついたチョコレートが売っていたり、よく見てみるとラベルのついた商品があるかも。私の感覚では普通に生活しているとあんまり見かけないというのも事実。

だから、フェアトレードな商品を積極的に調べることも意識している。それも「フェアトレードです」と言っているのではなく、生産過程が明確なものがしっかり書かれているものを。
具体的には、自分だけでは調べるのにハードルが高いのでサステナブルな情報発信をしている人の投稿を参考にして調べることが多いかな。

まだまだ自信を持って私からはお伝えできない部分でもあるので、これから知識をつけて発信できたらいいなと思っているところでもある。

3.洗剤選びを見直す、FSC認証の商品を選ぶ


【目標14 海の豊かさを守ろう】【目標15 陸の豊かさも守ろう】になるかな。でもこれも最初に書いた買い物基準の中のひとつ。

洗剤は植物性の洗浄成分のものを。具体的には、洗濯洗剤、柔軟剤、食器洗剤はエコストアとSARAYAの製品を使っています。
ちょっとお高いけども1度替えるとずっと続けられるのがよいかなと。

FSC認証は選択肢の中に認証があるものがあれば選ぶという感じ。
FSC認証についてはこちら。

資源を使うときは、自分だけではなく他の人・未来にできるだけ迷惑をかけない選択肢を意識してる。


4.防災・減災について知る


これは最近始めたこと。【目標13 気候変動に具体的な対策を】が関係している。

一見、この目標は個人ができることが限られてそうだども、災害から身を守ることも目標の中に組み込まれている。特に日本は地震をはじめ、災害がとにかく多い。
なのに、どこか他人事で対策もあまりしていなかった私。ついに防災リュックを購入しました。

購入しただけにならないように、備蓄やらいざ起きたときの対応など知っていきたい。(宣言)


5.ジェンダー格差、国や人の不平等の現状を知る

最近、私が力を入れたいと思っていること。【目標5 ジェンダー平等を達成しよう】【目標10 人や国の不平等をなくそう】に関わることです。

私は特別不平等だ!と思っていることは少ないのですが、やはり女性の地位の低さというか、平等ではない感を感じてしまうこともしばしば(うまく言葉にできなくてすみません)。あとは男女の偏見も。
興味あるのは夫婦別姓や男性の育児参加、性教育全般、LGBTQ+など。

また、性別の格差だけではなく、他の国のことも積極的に情報を入れるようにしている。今だったら戦争の話題は苦しくてもできるだけ見るようにしている。

何事も知ることから。



いかがだったでしょうか。

このあたりのことは本当に話したい!
でも、環境や政治のことやらが絡んできて敬遠されがちで、正しい情報を伝えられる自信がなくて避けてきました。
でも、未来を生きるために真剣に考えることは大切だと私はほんとに強く思うので、小さくても声をあげられるよう、まずは学ぶことをやめないでいたいな。

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