今週買った服とかの話
水曜日にヴィンテージのインド綿ワンピースを買った。
仕事で外出中に(おいw)ふらっと入ったお店で。
インド綿のワンピースが好きで、なんとなく集まってきちゃってるんだけど、また増えた。
委託商品なのでスタッフさんもあまり詳しくは知らないような口ぶりだったけど、自分の経験上この年代のこのクオリティでは破格だったので試着もせず迷わず購入(単にめんどくさがりなだけ)。
ちょっと珍しい後ろファスナーのデザイン。
つやつやのサテンキルティングにスパンコールがキラキラ。
袖口と裾にもぐるっとサテン切り替え。
ゴールドスタンプもしっかり残ってるし。
リボン状にたたきつけられた飾り部分も芸が細かい!
昔ながらのインドのブロックプリントの生地は、手作業で染料を何色もスタンプして作ってくんだよ。気が遠くなるような工程を経て作られる服。
眺めているだけで愛おしい。
酒が進むわぁ〜〜w
アパレルメーカーで働いていた時は、それなりに流行りを意識した服を着ていないとなんとなく肩身が狭いというか、新しいものを作って売るには説得力が無くなるような気がして取っ替え引っ替え服を買っていた。
でも、転職してアパレルから少し離れてみたら「そんなにポンポン新しい服買わなくても良くない?」って思えるようになってきた。
高い物が良い物という理論も首を傾げるとこあるし。
持ってるお気に入りの服たちをちゃんと愛でてあげたい。
自粛期間も相まって、この2〜3ヵ月は今まででいちばん服を買わない期間だった気がする。
元々古いものが好きだから古着が好きで、その服から見える技術や時代背景、服自体に興味があって愛着を感じるから、大量生産された新しい服には疑問を感じるようになって。
服を捨てないサイクルに自分が入り込むことによって、作られた服の寿命が少しでも延ばせるなら喜ばしいことだ。
好きだからこそ服に感情移入して考えちゃう。
仕事で作っていたものと、自分の大事にしたいものがどんどん離れていって、矛盾していることが苦しくなっていた。
これ、アパレルで働いている人や本当に服が好きな人なら思ってる人多いんじゃないかなぁ。
私の場合、ライトなコレクター気質もちょっと入ってるかもだけど。
新しい生活様式が始まってるこのタイミングで、少しずつ考え方を変えていく時なのかもしれないし、世の中全体がそうなって欲しい。
そんなことを思いながら、今週も新しいものをバンバン作る仕事をしていましたw矛盾〜。
まぁ、作ってる私が楽しんでるから良しとしよう。
早くインド行きたいな🇮🇳
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