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「ぜんぶ運命だったんかい。」を読んだ話

笛美さんの本読んだ。

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タイトルにぐっときた。

内容は、

めっちゃわかる、わかる、わかるわ〜
って共感しすぎて涙。

あの時かけられた言葉も、あの態度も、嫌だったこと、悔しかったこと、なんで?のまま終わったあの出来事も。

「好きなことをやれ」「自分の意見を言えるようになれ」と言われて大人になり、
「女性が働きやすい社会に」「女性の管理職を増やす」とそそのかされ、
でも蓋を開けてみれば女は愛想良く笑っていろと接待要員、
休日返上で誰よりも働いて結果を出したって昇進なんかない、
「彼氏は?」「結婚は?」と聞かれ続けた先には、既婚子持ちは戦力外とみなされ陰口を叩かれる…
この社会はおじさんを中心にして動いていることを知ってしまったとき。

しかも今の日本にはその問題の解決策がないって気付いてしまったとき!

さいあくじゃん。

どんだけ頑張っても女として生まれたら最初から運命は全部決まってたのかよ。
あほらし。
ってなってしまったけど。

でもそこで諦めたらいかん!
社会は変えなければいけないし、変えることができる。
私たちだって声を上げたって良い。ていうかもっとちゃんと政治に口出ししなきゃいけないんだ。
私たちと、これからを生きていく女の子たちのために、少しずつでも行動していかなきゃ。
ほんの小さな一歩でも、じっとしてるのと踏み出すのでは全然ちがうもの。

って、この本を読んで勇気をもらえた。
読み終わったら謎のやる気がむくむく湧いてきたよ。

奥歯ギリギリいわせて頑張ってる女性はもちろん、男性も、みんなに読んでほしい本。

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