見出し画像

2ndシーズン4日目

昨晩は、夜中の走行約70km
3日目になると慣れてくるせいか眠気がやってくる。荷物が重いので自転車の乗り降りが結構面倒臭く余り無駄に降りたくなくて、、、、そうこう思っていると自転車漕いだままフッと夢を見る事がある。

無防備に鼻くそをほじっているところをバーンヒルのオーナーに見られて
ハッ!てなってエクスキューズミーって言ったら
「Don't be shamed!」恥ずかしがらなくていいのよって言ってくれて。僕は
「really?!鼻ボールOK⁉︎」ホントですか⁈って言って鼻ボールは堂々とほじって良いんだ!
って思って目が覚めたり。
ホント数秒の夢やから自転車漕げてて驚き。
英語で夢が見れたら、英語が上達してるとか言うけど、これ僕の英語力きてるんじゃないか!!
あとで鼻くその英単語調べよう。

夜走るのは、良いことも悪いこともある。
良いことは
○涼しい
○水の消費が少ない
○向かい風が弱まる
○車がほとんど通らない、長くて5時間一度もすれ違わないことも
○道の長さや、上り下りを見ないで済む
○ハエがいない これメッチャ大事(>_<)
○携帯が暑さで利用不可にならない。
悪いこと
●怖い
●寂しい
●通りすがりにお水くれたり、クラクションでエール送ってくれたりはない。
●先を見通せないので、進んでる気がしない
はるかに良いことの恩恵がデカいので、これからも夜メインで走ろうと思う。

休憩を豆に取りながら、
足のマッサージしつつ、ソフトキャンディーを口に放り込む。
ソフトキャンディを数個口に突っ込んで2、3回噛んで口の中がジューシーになった瞬間水を飲むと
苦手なぬるい水もジュースみたいに飲める事に気付く。次のロードハウスでソフトキャンディ買い忘れないようにしないと。
昨日の段階でサンドファイヤと言うロードハウスまであと約170kmのところ昨晩70kmほど走って残り100km。
スタンリーレストエリアに夜11:30頃着。
誰が他に休憩客がいてくれれば氷もらえないか頼みたかったけど、時間が遅すぎたし、結局誰もいなかった。。。残念。
どちらにしても、疲れたからもう寝よう。
バイクシューツは、ピッチーっとゴムが効いてるので、これを脱ぐ瞬間がたまらん。
でそこにソヨソヨーって夜風が吹いて、
股間がソヨソヨーってなって、気持ち良すぎて
「ソヨソヨー!」って叫んだ。
あとでソヨソヨって意味、これは英単語じゃなくて日本語として調べてみようと思った。オーストラリアメッチャ良い国でオージーも最高やけど、
だけど申し訳ないけどソヨソヨとか侘び寂びは存在してないわ。それはもうご飯の味で分かる。
こっちの料理は、ハッキシ言って何味か分からん。旨味知らんのちゃうかな⁈偏見したくないし、オージー大好きやけど、ほんまごめん、侘び寂びと旨味は知らんと思うわ。ちょっとくどくなるけど、日本の出汁を取る食事って、、、、メッチャ美味しいよなぁ涙
こっちの料理は(まだ言うか⁉︎笑)、何味⁈と言うか、何から味を取ってきたんかが分からないわけ笑 あかんこれ何回でも書けるわ。
オージー僕の命の恩人だらけやから、ほんまここまでにしとかな。おしまい。

ベンチの上は固いし、鳥のフンとかキショいけど、もう疲れてるとホントそんなんどうでも良くなるな。

朝目を覚ましてから、あたりを見渡してやっぱり誰も自分以外いない。
仕方ない。サンドファイヤそこまで行けば冷たいもの買える!あと100km頑張ろう。
昼は走らないので、今日は夕方までこのレストエリアの屋根の下で待機。なかなか時間が流れない。屋根があっても暑いし、やっぱりエアコンってすごいよなぁ。。。 ハエもキショいし。。
そう思ってベンチで横になっていると16:00頃
車の音がして、おっ氷頼もう(>_<)って思ったら
車の方からこちらのすぐそばまで来てくれて、
「何やってんだ⁈」
「ちょっと休憩を」
「それは見れば分かる」
「笑」
「そうじゃなくて、自転車がファッキンすぎる
ほら、コレ飲め!」
キター!冷えてる水(>_<)
「サンキューございます🙇‍♂️」
コレホント美味かった(>_<)

でそのオッサンが言うには、
ブルームに今朝までいて、そのまま今日もブルームにいても全然良かったところ、何かが俺をこのレストエリアに導いた!そしたらお前がいた!
って。
スピリチュアルは苦手やけど、助かったのは確か!
17:00になると、さぁーメシの時間だ!って言ってお前も食うか⁈って言ってくれて、
この時、カップ麺を想像してみたらなんか今なら食べたいと思えて。で食べたらホントに上手くて(>_<)
熱中症克服!食欲回復!
おっさんの名前はアリフで
「アリフ、ゆで卵もらって!」
「大丈夫だ、それはお前のだ!」
「腐って無いけど」
「オッケー!塩ある⁉︎」
アリフはホームレスで車で過ごしてるんだと。コレからも道中またお前に会うかもな、なんて言ってくれて、18:00まで話をした。
さて、そろそろ行きます!って言って
僕は自転車の準備をし、次のサンドファイヤに向かうことに!そこまで行けば冷たいもの買える!
あと約100km。
カップ麺美味かったなあ!
そのおかげで力がみなぎった!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?