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幸せな日リスト。4月。

少し明るいことを考えよう。
日本の暦には陰陽五行説や十干十二支に基づいた、ラッキーだと言われる日がたくさんある。これを歴注(れきちゅう)と呼ぶ。
そういえば昔の暦って色んなことが書いてあった。おどろおどろしい文字が書かれていることもあった。小さな頃に「これはなんだろう」と不思議で、母に訊ねたことがあるが、はかばかしい返事が返ってこなかったことから興味を失った。
昔から「知らん」「わからん」「しきらん」の三点セットで子供をうんざりさせる名人であった。

暦には十二支があてはめられており、60年たつと生まれた年と同じ十干十二支が巡ってくる。それが「還暦」ってことぐらいしか知らない。
十干というのは、中国発祥の「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」という10個の要素の集合のこと。
大昔の成績表で使われていた甲乙丙丁はここから来てます。一番良いのが甲、悪いのが丁です。

では暦から見た4月のラッキーデーの一覧です。

◆大安◆
歴注の中でもっとも有名な六曜のうち、何をするにも吉とされる日。
六曜とは、先勝(せんしょう)、友引(ともびき)、先負(せんぷ)、仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっこう)の六つ。毎日この順番で巡ってくる。だから6日に1日は大安です。ラッキーですね!
4月の大安は1日、7日、13日、19日、24日、30日。

◆寅の日◆
暦の十二支によるもので、寅に当たる日は金運や旅行に大吉とされているんだそうです。
虎は「千里を行って千里を帰る」と言われており、この日に旅に出ると必ず無事に戻って来ることができると信じられていたのです。
また、黄金色の美しい体毛から虎=お金の象徴と考えられ、金運を招くとされています。
ただし、婚礼や葬式には大凶。どちらも戻って来ることは厳禁だからです。
虎の日は十二支に因みますから、12日ごとに巡ってきます。
4月の寅の日は5日(先負)、17日(先負)、29日(仏滅)。

◆一粒万倍日◆
一粒の籾が万倍に実るという意味。何をするにもラッキーな大吉日、と聞いていたけどそうでもなくて、よろしくないことをすると何倍にもなって返ってくるという怖い日。借金、他人への攻撃などは厳禁。
一粒万倍日は「選日」という法則で決められ、月に4日~7日あります。
4月の一粒万倍日は6日(仏滅)、15日(先勝)、18日(仏滅)、27日(友引)、30日(大安)。

◆天赦日◆
これは伝統的な日本の暦に記載されているたくさんのデータのうち「暦注下段(れきちゅうげだん)」という概念による大吉日。
暦の下段に記されていたことからこの呼称になった。
天赦日は神々が天に上り、万物が許される日。二カ月に一度ぐらいしか巡ってこないレアな日で、商売をやっている人はわりと気にしてるようです。
「暦注下段」は日々の吉凶を記した歴注の中でも具体的で細かくて、これに従うと弊害も多いためか、政府や朝廷が3度も禁止したという曰くつき。
信じるか信じないかはあなた次第。
4月の天赦日は5日(先負)。
この日は前述の寅の日と重なっており、超ラッキーデーです!
六曜は先負で、急用と午前中は凶とされています。
なので、今から予定を立てて午後に動くことにすれば最高のハッピーをゲットできるかもしれません。

なんとなく書き始めたこのnoteですが、調べものをしてけっこう勉強になったので結局トクをしました。
明日はいい日になりますように。

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