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「0円 服の交換会」Ⅱ

22年10月に九州初の「服の交換会」が開催された。
博多マルイという都会のオシャレスポットでのイベントで、二週間ほどの長い会期、私はせっせと通った。
2日に1回ぐらい行ったんじゃないかな?
マルイに行ったのはこの時が初めてで、久しぶりの都会に緊張した。
エスカレーターで転倒して大怪我したり、降りる駅を間違って炎天下を20分も歩く羽目になったり、私にとって大冒険の2週間だった。

実家から持ってきた服、手元の服から選んだもの、メルカリの売れ残り。
トータル200枚ぐらい持ち込み、しっかり交換できた。
この時はローカルの情報番組で紹介されたので広くイベントが周知されており、来場者でにぎわっていた。特に夕方以降は多かった。
おしゃれな年配の女性をよく見かけた。
服の入れ替わりも激しくて、毎回ほぼ見知らぬ服が迎えてくれた。
服好きにとっては夢のパラダイスであった。

2回目は今年3月。
同じく博多マルイ。
前回は洋服屋さんが入っていたスペース。
更衣室が使いやすくて、レイアウトは良かったと思う。
私の行った時間が悪かったのか、不審に思うほど来場者が少なかった。
ハコはいいのに、来場者が少ないから服の循環も鈍かった印象。
初日は主催のアパレル会社が新品の洋服をたくさん出してくれていてラッキーでした。
前にも書いたけど、新品の厚手のレースのコートやロングスカートなど、美しいものと交換できました。
初日は午前中に行けたものの、あとは午後や夕方しか行けず。
「新品が毎日補給されるのかどうか」を確認できなかったのが心残り。
それどころか「見たことある服ばかり」「スタッフも同じ人」ということが3回ぐらい続いてテンション下がりました。
でもとりあえず会場にはたくさんの服があったし、悪くなかった。
ハンガー不足がアナウンスされていたので、手元にあった不要なハンガーを20本ぐらい寄付しました。

そんで今回。
役所のイベントペースでの自主開催。
マルイ、そろそろかなと思って待っていたけどいつまでもアナウンスされず。。。
やっぱりねー、あそこの料金高そうだもんね。
マルイだと地下鉄料金や駐車場代が掛かったりしましたが、ここだと提携駐車場があって無料で停められます。
大荷物になっても雨が降っても大丈夫。

でも服が少ないんだよね。
洋服を物色したり、自分の持ってきた服を並べたりする時間よりも、
「新しい服は来ないのだろうか」
と無為に待っている時間のほうが長い。
寄付に来たと割り切って置いて行けばいいんだろうけど、そんな割り切りができるなら服だらけにはなってないわけで。
それにこれ、「交換会」ですよね。
候補が少なすぎて交換できないってどうなの。

自主開催とオフィシャルの差はこんなにも大きい。

とりあえず私はいらない服を100枚ほどまとめているので、すべて放出したい。

100枚持って行って100枚持って帰ると数がまったく減らないので、今回は「あんまり欲しいものがない」という状況をうまく利用しよう。

断捨離が急務です。





つらい毎日の記録