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いやしい女。

会うたびに「卑しい女だな」と思う人物がいる。
大学病院の受付の女だ。

小唄の師匠みたいな名前の、白髪ボブでアニメ声という特徴のありすぎる女なのだが、行動にもっと特徴がある。
「普通の患者」には横柄な態度を取るくせに、「教授の患者」にはめちゃくちゃ親切なのだ。

私はなぜか担当医が教授なので丁寧に遇されているが、他の人へは見ていてイライラするほどぞんざい。
アニメ声をわざわざ低く出して威嚇するような物言いをする。明らかに対応に差をつけているのだ。
そういう心の使い方がたまらく卑しいと思う。
きっといい給料もらってボーナスもがっぽりでしょう。海の見えるマンションの高層階からエルメスのバッグを抱えて、ジャガーに乗って通勤しているのかもしれない。でも、この人は卑しい人だよ。他人を担当医師でランク付けするつまらない女だ。
そんな仕事ぶりのすべてを周囲に見せて平然としていることが理解不能。
私なら人がいない時にやるわ(笑)

教授の患者→自分→その他の患者

というヒエラルキーを作って楽しんでいるのだろうか。
いったい何のため?

私の場合、診療後に急いでいる時など「時間かかりますか?」と聞いただけで「先にやりますね」と他の患者を差し置いて即座に処理してくれる(^_^;)
私は待ち時間を聞いただけなのだが、何をそんなに恐縮しているのだろう。
特別待遇しなくていいから、その分の気遣いを普通の患者さんに回したらいいのに。

この人、10年ぐらいずっと受付にいるんだよね。
天下の大学病院なのに、こんな心の貧しい人材しかいないのかな?

つらい毎日の記録