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超カンタン!縫わないクッションカバー

実家の片づけをしている私。
洋服はちょこちょこ持ち帰って来て、5つに分類して処分している

①売るもの
本革やシルクなど高級素材、ブランド品などメルカリで売れそうなものは弾いておきます。

②捨てるもの
状態が悪く、ウエスにも向かないもの。
虫食いの安物コートなどが該当。
実家に置いておくといつまでもそのままなので持ち帰って自宅で捨てます。
虫食いでもカシミアやアンゴラはきれいな部分だけとっておきます。
ウールパッチワークでベッドカバーやラグにできたら素敵だなあと思って。

③着るもの
今まさに着たいものをピックアップします。
できるだけ早く実際に着て出かけてみて、着心地や顔映りを確認し、よくないと思ったら「寄付」に回します。

④寄付するもの
状態が良い。今後着ることはない。メルカリで高く売れそうもない。
三拍子そろっているものはリサイクル施設に寄付します。
「服の交換会」が近い時はその時までとっておきます。

⑤ウエス
寄付するのに気が引けるような服のうち、Tシャツ類は小さく切ってウエスにします。
台所仕事やお掃除で便利に使える。
風邪をひいた時などはティッシュがわりにして鼻をかんだりするのにも使えます。

とまあ洋服はこのように分類して細々と手離せているのだが、始末に困るのが布団類。
うちの母は実家を継いだ弟夫婦が大嫌いで(私も大嫌い)、実家に昔からあるものを祖母の生前から少しづつ運び出していた。
祖母もそうしてくれと言うので仕方がなかった。
その中に古い布団や毛布があった。
私たちが泊まりに行く時に用意してくれていたものはもちろん、祖母が自分の実家から持ってきた布団やどてらまであるのだから正気の沙汰ではない。
布は祖母の実家で飼っていたカイコの繭から作ったんだって。

知らんがな(・_・;)


歴代のコタツ布団や客用布団まで、旅館かよっていうぐらい山積み。
人づきあいが嫌いで、客を泊めることなんてないくせに異常すぎ。
私はよく母のことを「欲の化け物」と呼ぶのですが、本当に言い得て妙だなあと自分の卓越した言語センスに感心します。←
使いもしないものを家の中に積み上げて、おかげで生活空間がほとんどない(床も腐って畳が落ちました)。
この30年ぐらい一日中ソファの上で暮らしています。
頭おかしいよね(笑)。

こういうデカいものは気軽に動かせないので、とりあえず衣装ケースに詰め込まれていた枕を5つぐらい持ってきた。
ビーズが入っているような安物はすぐに捨てたが、羽根枕はさすがに捨てられない。
なんだかんだで私も貧乏症なのだ。
しかたなく天日干しの後にクッションとして使っている。

さてここからが本題。(おそ)
カットソーを使って、縫わないクッションカバー(枕カバー)を作りました。

長袖Tシャツを例に説明します。

①クッションに好きなTシャツをかぶせる
ボーダーなどがよく合います。
②袖を裏側で結ぶ
半袖の場合は裏に折り込んでヘアゴムなどで縛ってください。
③裾の両端をヘアゴムで結ぶ
ゴムの色は合わせましょう。
私はホテルでもらったタオル地の小さな黒いシュシュを使っています。
おススメとしては、処分する黒ストッキングを輪切りにしたものを使うといいかと思います。いやなんとなく。

なんということでしょう、たったこれだけでクッションカバーになりました。
襟と裾から中身が見える場合がありますので工夫してください。
気になる人は上下をミシンで縫うなど、当たり前に作れば良いと思います。
縫う場合ももともと身頃が輪っかになっているので時短になります。

クッションカバーを探してみたら意外と高くて買いたくなかったことと、不要なカットソーがいくつか出たことから思いつきました。
気に入るカバーを買うまで、これでしのいでみてはどうでしょうか。

つらい毎日の記録