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「とろみ素材」の服は梅雨以降は厳しい

女性誌やECサイトなどで、女性の洋服の形容詞として「とろみ」が使われることが、よくあります。
ポリエステルなどの化繊素材でできている、ゆるやかなスタイルのブラウスなどに使われる形容詞です。
ふんわりしているのと、様々な色合い特にやさしいパステル調が多いような印象で、女性らしさも演出できるし、フォーマル感もあって仕事着にも大丈夫だし、また素材としてお安めのようで、「とろみ」素材のお値頃価格の服がよく売られています。

デザインも流行に乗ったかわいいものが多いので、つい手を出したくなるのですが、ぐっとがまんしています。
化繊なので、特に梅雨以降は汗を放出せず、生地がぴったりと肌に張り付いてしまって、私にとってはとても着心地が悪いんですよね。
「とろみ」素材は日本の気候には合わないよー、と思うのですよね。

かといって、綿100%はだんだんと生地がよれてきて、また色あせてもくるのでフォーマルには厳しいし、麻は涼しくてよいのですがストレッチは聞いていないのと、なんといってもシワがすごいのがフォーマルには厳しいし、いずれもフォーマルに耐えるデザインのものを探すのもなかなかに難しいです。

春夏は汗をかくので、家で洗濯できて、でもシワにならなくて、さらに汗を放出するなど着心地のよい、そしてきちんと感のある、オフィスに着ていける服を常に探しています。

その点、ユニクロの「エアリズム」は本当にすごいと思います。私の春夏の普段着は「エアリズム」の機能ほしさにほとんどユニクロ、になってしまっています。
ただ、私のような小さいぽっちゃり体型には、ユニクロをフォーマルっぽく着るのはなかなか難しいです。唯一、エアリズムTシャツの丈短めはお気に入りで、シロとクロを毎年複数枚買ってヘビロテしています。

そのユニクロの「エアリズム」は男女で素材が異なることを全く知りませんでした。ユニクロの店頭に置いてある雑誌『LifeWear magazine』の記事を見て初めて知りました。

実はコロナの時に、エアリズムの下着、しかも同じ値段で生地が大きいからというだけの理由で男性のシャツを買ってその生地でマスクを自作して使っていたのですが、生地が女性のものと違うなんて全く気づきませんでした。。。

今年も夏も非常に暑くなるとの予測がでています。

エアリズム並の機能を有する「とろみ」素材が日本中に広がることを期待しております。


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