初めて"ひらがな"を知った時のこと ~日本語に難癖をつけるページ~

幼少期の頃に思ったこと。
「あれ、50音覚えれば日本語書けるなんて・・・・・けっこう楽かな?」

しかし
「・・・・・」

「『たちつてと』って、おかしくね? なんで、『たてぃとぅてと』じゃ ないの???」

1つ目の驚きは『た行』でした。
『あ行』は『あいうえお』、『か行』は『かきくけこ』。この時の私は、た行の母音に違和感を感じました。『た』の次が『ち』、よく考えてみると・・・・・不思議じゃありませんか?
綺麗に並べたならば『たちつてと』じゃなく、 『た てぃ とぅ て と』と『つぁ ち つ つぇ つぉ』という発音になると思いました。

2つ目の驚き。
『や行』と『わ行』
「なんで『あ行』みたく、5つもない のだろう。yiとかyeとか、余裕で 発音できそう なのに」
『や行』なら『や やぃ ゆ ゆぇ よ』、『わ行』なら『わ wi wu うぇ を(wo)』・・・・・に なりそうなものを、なぜ省いたのだろう と不思議でした。
『ん』や『 ゛のついた行』に関しては 疑問に思いませんでした。『ん』以外に似たような発音は思いつかないし、『 ゛』に関しては『かさたは行』以外だと発音しづらいので、納得していました。

しかし、この頃の私は 物事を何も知らない 幼い子供。
「ふ〜ん、まぁ 大人が言ってるんだから、そういうもんなのかな。不思議だけど、とりあえず覚えておこう」
と考え、口に出したりすることもなく自己完結しました。

しかし、今でも やっぱり疑問に思うことがあります。
「使える発音を言葉として使わないなんて、なんて勿体ないのだろう」と。
発音のバリエーションが少ない・・・・・増えればもっと会話とかがスピーディになりそうなのにな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?