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Kawecoの万年筆を衝動買いしてみた

以前の記事で、万年筆をいただいて、更に質の良いノートを購入してから、手書きでものを書くことが楽しくなり、ひいては文章を書く喜びが蘇ってきたことを書いた。

あの頃、ちょうどYoutubeで文房具に関する動画を見て、カラフルなボトルインクとガラスペンを使って書かれる文字に、なんて綺麗なんだろう!と思ったけれど、ふと、ガラスペンやコンバーターを使わなくても、カートリッジで買えばいいのではないかと思いついた。
思い立ったが吉日、グラーフ・フォン・ファーバー・カステルの専門店が職場の近所にあったため、買いに走った。

購入したのは、Yozakura、ターコイズ、ヴァイオレット、そして店頭で勧められたディープシーグリーン。外箱を眺めているだけでも、可愛い…。
早く使って、実際に書かれた色を見てみたいと思うが、使用中の万年筆のカートリッジを捨ててまでというのは、勿体ない。
それであれば、ちょっとお安めの万年筆を普段使いにもう一本買っておけばいいかと思い、どこのメーカーのを買おうかと考えた後、同じカートリッジを使えるものをMUJI(無印良品)で購入。

このアルミ軸万年筆は、ヴァルドマンの万年筆同様、Pelikanなどのスタンダードカートリッジが使用できるようだったので、これに決めた。
私には少し重めではあるものの書き心地は悪くない。
早速、Yozakuraを入れたところ、明るすぎずに微妙にスモーキーなピンク色が、まさに夜桜。自分のメモなどに使っているので、オフィシャルに使うようなシーンでは、もともと使用していたブルーをそのまま継続使用できる。

夜桜のカートリッジが切れ、今度はターコイズを入れたところ、鮮やかな色が気に入った。
万年筆だと、文字によって色のムラが出るのが良い。
ヴァイオレットも、深みのあるグレーがかった紫で渋い。

どの色も甲乙付け難い。
だったら、MUJIの万年筆のような手軽なものを複数持ちにして、それぞれ別の色のカートリッジを入れて置こう、と最近、いろいろなお手軽万年筆を覗いていた。

たまたま昨日、カヴェコを取り扱っている文房具屋さんに寄ることが出来、また店員さんが声を掛けてくれたので、何本か試し書きさせてもらった。
私は、カヴェコの万年筆はカラフルさが可愛らしいと思っているので、出来れば黒でないものが欲しかった。
また、アルファベット書くだけならペン先はMでも良いけれど、漢字を書こうとするとちょっと太すぎる気がするので、私はFが好きなのだけれど、欲しいFのペン先のものはあまり取り扱っていなかった。
どこの店でもそうなので、あればいいな、くらいの気持ちで覗いてみたのだけれど、少ない中で気に入ったものがあったので、フロステッドスポーツのソフトマンダリンを購入。

とにかく、軽い!小さい!
文字を書くときは、キャップを後ろにはめて書くと、ちょうどよい長さになり、キャップなしでは書きにくいくらい。

早速、またYozakuraのカートリッジを入れて、書いてみた。
並べて他の色も。
これは気分が上がる!日によって、その時によって、色を変えれらるのは良いかもしれない!
また、衝動買いといっても、そんなに高いものではないので、また好きな色やデザインの万年筆があれば、ふらっと購入してしまうかも。

これで私の手持ちの万年筆は4本になった。
そのうち、日本から持ってきたKakunoは、カートリッジを購入できないので、今後は時々にすることにして、Waldmann、MUJI、カヴェコと価格の異なるものをその日の気分で使い分けてみることにしよう。
当面の間は、カヴェコばかりになりそうだけれど、ちょっと楽しみだ。

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