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お人好しのセルフチェック

昨日、雨降りの中職場のゴミ捨てをする。傘をさしながらのゴミ捨てが大変なのは収集場が遠くの人は共感の嵐だと思いたい。

このゴミの件で管理者に、とあるお願いをしていた。しかしそれが実行された事が無い。幾度か同じ事をお願いしていたのでもう諦めすら無い。

誰かがあなたに仕事を頼む時、その仕事についてどの程度の認識が有るのか、そして相手の自分に対する価値が判る。

『本当に手間だけどお願いします。』
と言われたとして、相手がその仕事をどうでもいいものと思っている場合は、困り事などで相談への対応がとてもいい加減なのだ。今回の件もそれ。

こんな時にお人好しのセルフチェックが入る。
「ほらまたお人好しになっているよ。」
「相手はあなたを気にも留めていないよ。」
「頼んだ仕事すら覚えていないよ。」

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下向きの花って初めから下向きじゃないんだ。


自分は他人に仕事を頼む時、その仕事が自分の判断ではどうでも良い場合にはその旨を伝える。
『急いでいない』
『できる範囲で良い』
『自分のペースで』

だから嘘でも
『本当に手間だけどお願いします。』
とは言わない。
そんなに大変なら適任者を真剣に考えるもの。

相手に失礼なのだ。心にも無い事を言って、後でそれが嘘だと知る相手の心など道端の草より気にも留めていない。それは自分を気持ち良くさせるだけの言葉なのだ。そして悪魔だ。側から見れば優しい声かけをしている良い人にしか見えない。文句を言おうものなら逆に人間性を此方が疑われる。

若い頃上司に「お人好しだから」と良く言われた。その当時は馬鹿正直に生きていたので、サボりたいだけの同僚に「忙しいの手伝って!」と言われれば手伝う自分。上司の気まぐれで言ってみただけの変な仕事を真面目に行う。
昔に戻れたら、自分の仕事をした後で良いよとか、やるフリで良いよと自分にアドバイスするだろう。

そんな経験からチェック機能が装備されるようになった。


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やっと中が少し見えた。雨粒が綺麗だな。


こんな自分だからどんな小さな事でも影で密かにやっている仕事は見逃さずに大事にしたい。その人の働きで自分は業務が滞りなくできるから。


今朝の収穫はこの花が雨の日には殊更綺麗だと気付く。



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