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しあわせと焦燥と。(4/15〜21の日記)

4/15(月)

親友と目白・池袋・実家で遊んだ日。親友なっちゃんとは毎日のようにLINEをしているのだけど、二週間前、珍しくなっちゃんが病んでいた。「こずに会っていないからだ」とかわいいことを言ってくれた。だから会いに行った。(二週間のタイムラグがあるけど)つらいと感じた時に「会いたい」「話を聞いてほしい」と思うのは、大学時代からお互いにそうだったと思う。おもえば出会ったのが18で、もう13年目の友達だけど、いっしょに過ごしてたのは大学のたった4年間だけで。そのあとはタレントさんのマネージャーをしてる彼女は新卒から超激務でほぼ会えなかったし、ちょうどその頃東京で働いていたわたしはアナウンサーにやっぱりなりたくて、地方の放送局の面接を受けようかなと思っていた。そしてわたしは無事にアナウンサーの職に就いて、地方暮らしが始まった。社会人2年目からずっと遠距離友達をしているのに、心の距離がいまでも近いことがほんとうにうれしいなと思う。

この日は、なっちゃんの元バイト先の、目白の洋食屋さんでおひるごはんを食べた。定番のオムライス・たらこスパゲッティ・チキンガーリック。ふたりで食べきれる量ではないのだけど、どれもおいしいから選べなくてこうなった。笑 当時は「おいしい」し「落ち着く」、大学近くのこのお店が大好きだったけれど、いま自分も飲食店になった身でいくと「この狭さで」「この品数で」「作ってるのは店主さんひとりで…」と思うと本当に「凄い」と思う。しかもお店は今年で「43年目」だそう。すごすぎる。そして、なっちゃんと食べるその料理たちが最高に懐かしくて最高におしかった。

そのあとは学習院散策をして、出会った場所とか、よく授業で行った教室とか、サークルの部室、ビックバンドをやってたのでその楽器倉庫や防音室、文学部棟、新しくできていた大学図書館、よくお昼ご飯を食べたホール、などを散歩した。(ゆかりの場所ほぼぜんぶじゃん笑)大学時代はなっちゃんとの思い出しかない、レベルで毎日ずっといっしょにいたので、そんな彼女と母校を散策してるって、それだけでもうめっちゃ楽しかった。写真もいっぱい撮った。そのあと、池袋まで歩いて(飲みに行く時にいつも歩いた道)本と珈琲のお店でお茶して、なっちゃんがうちの実家へのお土産でモンブランを買ってくれて、埼玉のわたしの実家へ。父と母はなっちゃんの大ファンなので、とても喜んでくれた。この夜を通して感動的なこと・うれしかったこと・楽しかったこと、はたくさんあるけれど、なっちゃんと実家に帰ること=めっちゃ親孝行だ…と思った。なっちゃんに感謝しかない…。わたしの両親の支離滅裂&喋りたい放題な話を、おもしろがって聞いてくれて、たくさん質問してくれて、「ありがとう」って、わたしはなっちゃんに何度も言ってしまったけど「だって本当におもしろいんだもん」と言ってくれるなっちゃん。誰と話していても、相手の「いいところ」「おもしろいところ」というか個性?を引き出す天才だったな、と改めてなっちゃんのすごいところを思い出した夜だった。だからこそマネージャーというお仕事が向いているのだろうな、と納得したり。みんなに愛される理由がわかるなあ、とさらになつこ愛が深まる夜なのでした。わたしからしたら「当たり前」で「つまらない」実家が、とても思い出に残る楽しすぎる夜になった。

左のひと、なんでお股おさえてんねん

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