箏々

言葉と言葉以外でできることを考えている。絵や音楽や演劇の力を借りながら、小説とエッセイを書きます。

歩くことと書くことについて

私は歩くことがすきだ。歩くことと書くことはかなり似ていて、どちらも私にとって精神のチューニングのような、旅のような、現実逃避のような役割を果たす。 私はいつでも…

友情と恋愛のあいだ

すきなひとがいる。過去形にしたいところではあるが、残念ながら今もその気持ちは消えていないらしい。私のすきなひとは私には興味がなくて、これは私にはどうしようもない…

エモについてもう一度考えてみた

私は大森靖子の音楽によって魂を救われるタイプの女ではないが、それでも時々彼女の曲を聴きたくなることがあって、その夜もそんな感じだった。「絶対彼女」をイヤホンから…

感情や思考が言葉に追いつかない。形にならないまま消えてゆく。思い出せなくなる。そうして記憶は捏造される。本当の自分の記憶や感情なんてものはどこにもない。

あなたになりたい

あなたになりたい。 初めてあなたを誘って、一緒に新宿の小さな店でカレーを食べた、何杯も水だけをおかわりして閉店ギリギリまでずっとふたりでいたあの日の、空気と時間…

失恋について

人を好きになるということがどういうことなのかわからなかった。わからなかった、と過去形で言っているけれど、今でもわかっているかはわからない。でも、昔よりはわかって…