App Sheetで農業日誌アプリを作った理由。
農業を趣味にしてきた祖母。足腰に痛みがあり、病院に行くと坐骨神経痛とのこと。
出来るだけ動かないほうがいいと医師は言う。祖母は好きな農業が出来なくなってしまうのではないかと、ショックを隠し切れない様子だった。
ある日、ぼくが仕事から戻ると、家の前に祖母が立っていた。
「・・・畑やらんか?」
少し考えて、断った。
祖母の寂しそうな表情を見ていると心苦しく感じたけど、農業には時間や手間がかかることを知っていた。数年前に、大豆を作った経験があったが、鳥獣害やら病気やらで大変だった。仕事と家族との時間の配分に四苦八苦しているなか、畑をすることは難しいと考えた。
次の日、「おばぁちゃんの畑をしようと思う。」
妻が言い出した。なんとも自分が情けない気持ちになった。多分表情に出ていたと思う。
何より情の深い妻を尊敬。
「趣味としてできる範囲で!」という具合で野菜を育てると言い出した妻を手伝う形で週末農業が始まった。
とは言いながらも二人とも基本的なことも何もわからないので、祖母に土の耕し方や肥料のやり方を教えてもらいながら、一からのスタートとなった。
まずは記録を取っていこう!
・作業日
・写真
・メモ
などの情報を現地で残したかった。さらに、妻と別々にアプリを利用して情報を登録したり共有したかった。
・Googleアカウントだけで運用したい
・無料で利用したい
・データをクラウドに保存したい
・スマホにアプリをインストールせずに利用したい
・アプリ開発にあまり時間をかけたくない
これがApp Sheetで農業日誌アプリを作った理由。
App Sheetで作ったアプリ
次の記事で具体的な仕組みやアプリの内容を紹介しました。
https://www.cd-l.net/2021/07/app-sheet.html
まとめ
最初は土を耕して2月にジャガイモを植えた。
3月にはカボチャ、分葱、大根、長ネギ、パプリカと植えていった。
3月末になると、草がたくさん生えてきたので定期的に抜いて畑の手入れをした。
野菜が育つ様子を見ると正直うれしい。
5月末にジャガイモを収穫。意外とよくできていた。
こんな感じのメモや写真をアプリに記録中です。
引き続き、畑の様子やアプリ更新情報や作り方を紹介していきたいと思います。
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